「滋賀ふるさと観光大使」でもあるシンガーの西川貴教が16日、「ネスカフェ 香味焙煎 文通陶磁器~職人があなたを象(かたど)る珈琲マグ~」のオンライン発表会に登壇し、生活の中でのこだわりや、西川のために制作された陶磁器窯「日本六古窯(ろっこよう)」のマグを実際に使用しての感想、文通体験を行い感じたことを語った。

 「文通陶磁器~職人があなたを象る珈琲マグ~」は、1000年以上の歴史を持つ陶磁器窯「日本六古窯」(越前焼・瀬戸焼・常滑焼・信楽焼・丹波焼・備前焼)とネスレが共同で行う企画。窯元の陶磁器職人宛にオンライン上で“メッセージ(手紙)”を書いて応募すると、当選者本人をイメージしたオリジナルの“香り立つ”陶磁器が、「ネスカフェ香味焙煎」および職人からの返事と共に届く、職人との“文通体験”ができる内容となっている。

 16日、イベントのゲストとして、「滋賀ふるさと観光大使」でもある西川貴教と「日本六古窯」全地域の職人を招き、各職人が西川をイメージして作った陶磁器をお披露目した。

 西川はコーヒーについて「フィットネスを日頃からやっていって、それに合わせて減量も行うので、有酸素の量を増やすんですけど、コーヒーに入っているカフェインが非常に有効で、朝一番空腹の状態でブラックコーヒーを飲んで30分〜40分くらいウォーキングを行ったりと、日常の生活の中にコーヒーがある」と語った。さらにコーヒーをナッツミルクや豆乳で割ることで、タンパク質も取れると、体づくりにもコーヒーは欠かせないものになっているという。

 さらに生活の中でのこだわりについて西川は「トレーニング、サウナとかもそうですけど自分にとって代謝をあげることに注力していて、吸収を考えて体に良いものを取るようにしています。そうしないと皆様に100%のものを届けられないので」と日頃から気を付けていることを明かした。

 ここでそれぞれの職人が西川をイメージして制作した陶磁器のマグを紹介。

西川貴教と信楽焼のマグを制作した藤原純氏

 まずは滋賀県出身の西川が、実際に文通を体験するために窯元へ手紙を送り制作された信楽焼。窯元は西川をイメージしたときにエレガントさと力強さを感じ、色合いを深みのあるブルーにしたという。その信楽焼を見て西川は「気品があって、ギリシャの遺跡から出てきたみたい」とスタイリッシュなマグを表現。マグを手に取ってみて「和洋折衷な感じで早速使ってみたい」と笑顔を見せた。

 越前焼きは西川の躍動感、春に向けて若葉が大空に向かって伸びていくイメージをテーマに制作。西川の母親の実家が福井県ということで所縁のある越前焼きだが「(越前焼きを)手に取るのは初めてで、やっと触れられて嬉しい。早くコーヒーを入れて飲んでみたい」とコメント。

 瀬戸焼は滋賀県出身の西川をイメージして琵琶湖の雄大さや美しさ、厳しさを表現。西川は「水面を感じさせる。にぎり手が持ちやすく、長く持っていられるから並々までコーヒーを入れられる」と、その持ちやすさにも感動。

 常滑焼は、西川の歌声と強靭なボディをイメージし、シャープでエッジの効いたのデザインに。西川は「プロダクトデザインみたい。シンプルなんですけどエッジの立ち方がすごい。焼き物とは思えないシャープさがある。でも持ってみると柔らかさがある」。

 丹波焼は、自然と伸び伸びと活動し、地域を大事にしているイメージがあることから幾何学的ではなく、筆で自然にばらつかせたようなデザインにした。西川は「青が鮮やかで内側もきれい。飲んでいる時のワクワク感が躍動感に表れている」。

 備前焼は、声を聞いて爽やかな綺麗な声をしていると思い、青色を取り入れたという。故郷を大事にする優しいイメージもあることから両手でマグカップを包み込むような丸い形を取り入れた。西川は「カッコいい。大理石みたいです。両手で包み込む感じがコーヒーの温かさで温まれるというのは嬉しい」と感想を述べた。

西川貴教と日本六古窯の陶磁器職人

 イベント終了後の囲み取材では「今回制作していただいた信楽焼は普段から使っていることもあって、使い慣れていますけども、六つの窯元に作っていただいた焼物を、一気にこうやって体験することはなかなかないので貴重な機会をいただけましたし、自分のイメージで作っていただく作品というのは格別なものがあった。焼き方の違い、釉薬(ゆうやく)の使い方、土の中に含まれる成分だけでこんなに違いがあって、人の想いが詰まっているんだということがわかりました」。

 文通体験について、「改めて思いを筆に乗せて、それを読んでいただいた方が作品に落とし込む、素朴なやり取りから気持ちを通じ合わせるというのが、改めてすごく大切だと思いました。人と人との当たり前のやり取りをなくしてはいけないと思いました」と、このイベントを通じて感じたことを述べた。【村上順一】

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