5人組ビジュアル系バンドのthe Raid.(レイド)が1月30日、東京・マイナビBLITZ赤坂でワンマンライブ2020『由羽生誕祭「ゆはバ!」』公演をおこなった。公演を前に囲み取材に応じた。

 星七(Vo)は、「我々はビジュアル系バンドなんですけど、コンセプトを持たないのがコンセプトで、常に飽きないようなことを挑戦するバンド」とthe Raid.を紹介した。the Raid.は年間のライブ数として、昨年は120、130本ほどワンマンツアーでライブをし続けたという。

 昨年11月リリースの8thシングル「殺したくなるほど誰かを愛した事はありますか?」が、シングルオリコンデイリーチャート1位、週間チャート6位となったことについて星七は、「近年ビジュアル系が衰退していると言われているなか僕達がセールス的に健闘できていることで、気にも止めてもらえなかった方々や憧れの先輩方に褒めて頂けるようになりました」と、感触を示した。

 この日に発表されるファンクラブの活動内容について星七は、「僕達のことが好きという思いが強い方々が入ってくださると思うので、そこに向けてしっかりと、そういう方々しか見られない情報やコンテンツなど常に飽きないものを提供し続けたい」と、述べた。

 そして3月24日リリースのニューシングル「ワンナイト彼氏」について星七は、「テーマは浮気で、世間的に浮気は良いイメージではないと思うんですけど」とした上で、「僕達は女性目線で曲を書くことが多いんですけど、浮気のドロドロした部分だけではなく、一般の方にも共感してもらえるような切なさや儚さが表せたと思っています」と、楽曲について語った。

 直近の目標について星七は、3月29日の中野サンプラザ公演を挙げた。さらに、「夢は大きく、武道館や東京ドームも目指していけるようなバンドにしたい」と、意欲を示した。そしてビジュアル系バンドが衰退しつつあるとして、「夢のような話ですけど、僕達自身もレコ大や紅白歌合戦とか、親世代も知っているような番組に出て、ビジュアル系自体を盛り上げたい。もう一回盛り返したい」と、熱い気持ちを言葉にした。そして、「いつか海外でローリング・ストーンズと2マンとか、B’zと2マンとかやりたいです。夢のまた夢ですけど。それくらい、老若男女知ってもらえるようなアーティストになれるように頑張るだけです!」と、笑顔で熱弁。

 誕生日を迎えた由羽(Gt)は、「マイナビBLITZ赤坂は、僕が初めてビジュアル系のライブを観て『ビジュアル系ってこういうライブなんだ』と、自分の価値観が180度変えられた人生の分岐点」と、最初に観たという己龍のライブの衝撃を振り返り、「僕の思い出をずっと心の中にしまえるような良いライブにしたい」と、意気込みを述べた。そして由羽自身の今年の目標としては「健康一番です」と、コメント。

the Raid.

 この日の公演でthe Raid.はアンコールを含む全20曲を熱演。ライブは灼熱の演奏にオーディエンスのヘドバンが巻き起こる圧倒の一体感と、終始熱気に満ち溢れていた。由羽の誕生日を祝うムードと圧倒的なライブの熱量は、the Raid.のエネルギッシュな意欲と未来への展望を表すような空気感を醸していた。

セットリスト

ワンマンライブ2020「由羽生誕祭『ゆはバ!』
2020年1月30日@東京・マイナビBLITZ赤坂

01.メルトスノー
02.未完成レプリカ
03.泡姫
04.弟切草
05.遺書
06.少女と蝶
07.依存の雨
08.殺したくなるほど誰かを愛した事はありますか?
09.鍵穴
10.イタイイタイ
11.Dummy
12.Let’s Get Crazy

ENCORE

EN1.ワンナイト彼氏
EN2.ワタシキレイ?
EN3.HYSTERICAL PARTY
EN4.「6」
EN5.Smile & Smile
EN6.Devilish Kitty
EN7.カルペ・ディエム
EN8.言い訳DREAMER

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