DOBERMAN INFINITY「成長できた1曲」“konomama”に込めたメッセージに迫る
INTERVIEW

DOBERMAN INFINITY

「成長できた1曲」“konomama”に込めたメッセージに迫る


記者:村上順一

撮影:冨田味我

掲載:21年06月09日

読了時間:約9分

 5人組ヒップホップユニットのDOBERMAN INFINITYが9日、11枚目のシングル「konomama」をリリース。表題曲は白濱亜嵐が主演するテレビ朝日系 土曜ナイトドラマ『泣くな研修医』主題歌として5月に先行配信。2曲目には琉球ゴールデンキングス“主催の沖縄アリーナのプレオープニングイベント「Our First Games」内で行ったミニライブで初披露した、琉球ゴールデンキングスをイメージして書き下ろした楽曲「Who the KING?」と対称的な2曲をパッケージ。インタビューでは、☆Taku Takahashi(m-flo)と共に作り上げた「konomama」の制作背景、リアルな感情描写を落とし込んだ同曲に込めたメッセージに迫った。【取材=村上順一/撮影=冨田味我】

受け取る側としての感覚も研ぎ澄ました

――今作のリリースが6月9日でSWAYさんの誕生日ですね。

SWAY 偶然なんですけど嬉しいですね!

冨田味我

SWAY

GS たまたま水曜日だったんですけど、購入していただいたらSWAYの誕生日プレゼントになって喜びます(笑)。

KUBO-C SWAYの誕生日にツアーとか色々かぶるんで、多いイメージがあるよね。

SWAY 6月24日はDOBERMAN INFINITYの再始動した日でもあるんです。

――12日はGSさんで13日がKAZUKIさんと誕生日ラッシュで。KAZUKIさんは30歳になられますが、抱負はありますか?

KAZUKI 1日1日大切にしていきたいですね。具体的にいうと昼寝をやめようかなと思っていて。

冨田味我

KAZUKI

GS 昼寝は大事だよ。

KAZUKI じゃあ昼寝は継続します(笑)。なので“このまま”頑張っていきたいです。

――さて、「konomama」というタイトルはローマ字表記なんですけど、これにはどのような意図があるんですか。

GS 僕らはこれまでも「いつか」や「ずっと」などといったタイトルの曲をリリースして来て、今回考えてみて平仮名、カタカナもどこか違うし、ローマ字でも大文字だと威圧感がある感じがあって、結果小文字のタイトルになったんです。色々考えた中で☆Takuさんの助言もありつつ導き出された答えだったんじゃないかなと思います。

冨田味我

GS

――この曲の制作過程はどんな感じだったんですか。

KUBO-C 僕らで歌詞も含めて一度フルで完成させて、それを☆Takuさんに聴いてもらい、アドバイスを受けて細かく調整して完成させました。僕らの考え方だけではなく、しっかりと☆Takuさんの考えも取り入れさせていただいて、曲をブラッシュアップしていきました。

冨田味我

KUBO-C

――P-CHOさんはこの曲を最初に聴いた時の印象は?

P-CHO 初めて聴いた時は懐かしさもあり、そして、☆Takuさんらしさも感じられる曲だなと思いました。僕らがこの曲を歌ったらどういうDOBERMAN INFINITYを世に出せる、見せることができるのかなと、やる前からワクワクしていました。

冨田味我

P-CHO

――どんな曲にしたいと考えていたんですか。

P-CHO 今までとは違う角度で応援歌を作りたいというのがありました。これまではストレートに「頑張れ!」と投げかける曲が多かったんですけど、今回はそうではなく聴き終わった後に自ら希望を感じてもらえるような曲を目指しました。先に進むための気づきになるような応援歌をめざしたかったので、その要素がすごく出ていると思います。

――KAZUKIさんはどのような気持ちで歌唱、レコーディングに臨みましたか。

KAZUKI この曲はすごく難しくて、自分が得意とするようなメロディではなかったんです。それもあってライブでもすでに披露しているんですけど、歌う前は緊張します。これまでの曲と比べてもかなり難しい部類の曲だと感じていて、レコーディングでは言葉のはめ方を意識しました。あと、ブリッジで聴けるコーラスワークはゾワッとする感じを意識して歌っていて、最後のサビだけハモが乗っていたり、徐々に気持ちが高揚していく感じを表現したいなと思いました。

――GSさんはこの曲をどう捉えていますか。

GS この曲の主人公は僕たちだと言っても過言ではないくらい投影している部分はあります。もちろん聴いてくださる方にこの曲が届いて欲しいという思いはあるんですけど、どこかこの主人公と被る部分はあるよねとメンバーと話していて。僕らもこれまで色んな夢を叶えさせて頂きましたけど、またまだ未来を見た時に成功と言えるところまで来れていない、今も試行錯誤して高い山を目指している状況なんです。その中で自分たちがどう言われたら前に進もうと思えるのか、と受け取る側としての感覚も研ぎ澄ました曲です。

――特に印象的な言葉はありましたか。

GS サビの<このまま 主役が報われずに このまま 物語が終わるかな>はゾクっとするものを感じました。なかなか、長年やっていてもこういう感覚には出会うことは少なくて。みんなとディスカッションしてこの言葉が出て来た時に、「これだ!」と感じたものがありました。この感じは僕たちにこれまでなかった表現方法でしたし、この言葉にビビッと来る人がいるという根拠のない自信もあるんです。それによってこの曲が世に出ていけると感じましたし、作り手としても聞き手としても共感できたラインだったので、自分たちも成長できた1曲になったんじゃないかなと思います。

――“このまま”という言葉が印象的にリフレインされますが、この言葉を聞いてSWAYさんは何を感じましたか。

SWAY この言葉についてめちゃくちゃ考えました。ある意味「konomama」はこの言葉からどんどん広がっていった感覚なんです。そこから僕らの世界観を作り上げていったんですけど、“このまま”という言葉を聞いて思うことは、世界平和ですね。世界では戦争をやっている国もありますけど、笑顔で過ごせる世の中にしたいというのは本気で思っています。平和じゃないと僕らもライブが出来ないですから。

――少しネガティヴに感じる描写が入っていますが、これはあえて?

GS <今日も昨日と同じ線の上 理想と現実の平行線>というフレーズもそうですが、自分たちが決めたことを信じて頑張って欲しいというメッセージも込められていて、これまでやって来たことを否定せずに突き進んで欲しいんです。もし結果が良くなかったとしても、そうすることによって納得できると思うんです。そういった意味も含めて綴った部分もあるので、一概にハッピーなだけの曲ではないかも知れないですね。でも、ちゃんとポジティブに変換して聴いてもらえたら嬉しいです。

KAZUKI たぶん、歌詞を<このまま>ではなく<ここから>に全部変換したら、ネガティブな要素はなくなると思います。もしずっと<このまま>だったら、ということから最後は<ここから>という気持ちに変わっていく変化もつけたかったんです。なので、<ここから>というワードを出すタイミングも考えました。もっと早く出してもいいんじゃないかという案もありましたから。

SWAY ポジティブなことばかりだと僕らが伝えたいことが、軽くなってしまうのではないかというのもありました。☆Takuさんからももっと僕らの実体験、本当に思っていることを書いた方が良いんじゃないか、とアドバイスを頂いて。僕らもこのメンバーになって7年の中で「大変だったことはなんだろう?」と改めて考え掘り下げていきました。それによって納得のいく歌詞が出来たと思っています。

――そして、MVではアニメーションの“棒人間”と皆さんが共演するという作品でしたが、そのキャラクターの名前を募集してましたね。

KUBO-C そうなんです。まだ決まっていなくて、リリース日の生配信で決まる予定なんです。

P-CHO 画数、縁起が良い名前がいいよね。

GS 皆さんがどういう感覚で名前を考えてくれたのかすごく楽しみですね。

KUBO-C 自分が付けるとしたら“某人間”かな。

GS それいいやん!

SWAY 誰にでも当てはまる感じがしますね。

KUBO-C やばい、いいの出しちゃった(笑)。

これまでにない特別な空間を作り出している

「konomama」ジャケ写

――皆さんがどんな名前を考えて来るのか楽しみですね。さて、カップリングの「Who the KING?」は「konomama」とは対局にあるような1曲ですね。

KUBO-C Bリーグの琉球ゴールデンキングスをイメージした曲です。チームをイメージしたんですけど、バスケだけではなくて、スポーツなど頑張っている人への応援ソングになっています。

SWAY 5月に沖縄でライブもやらせていただいて。

――すごく上がる曲ですよね。

SWAY 例えば試合前とか弱音は吐けないじゃないですか? 気持ちを強くして戦いに挑んで欲しいという想いを込めて作った曲なんです。

GS 新しいところで言ったらサビがフルで英語なんですよ。それで実際に英語を話せるSWAYがサビを担当して。

――KAZUKIさんが歌われているパートはどんなイメージなんですか。

KAZUKI バース(Aメロ)の一部です。これまではサビやBメロとか多かったんですけど、自分から「バースを歌わせて欲しい」とみんなに伝えました。この曲のイメージとしてはそれぞれが一つずつパートを持っている感じです。

P-CHO 4小節ずつではあるんですけど、バスケットボールをパス回しするかのように繋がっている感じなんですけど、そこに個性が出ているところが聴きどころかなと思います。2番はもっと細かくなるのでそのスピード感みたいなものも感じてもらえたら嬉しいです。

――ちょうど皆さんも5人というのもバスケットとリンクしますね。皆さんでバスケやったことはあるんですか。

KUBO-C 沖縄に行った時にちょっとバスケをやってみたんですけど、俺とKAZUKIが一番下手でしたね。

KAZUKI 恥をかくから、これはヤバいとすぐやめました(笑)。

GS 高校の時、僕はバスケ部だったんですけど、この前久しぶりにシュートしてみたら、「ボールってこんなに重かったっけ?」と思うくらい重くてビックリしました。

――久しぶりにやると違和感がありますよね。最後に『全国ホールツアーDOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2021”HERE”』も先月から始まりましたが、ここからどんなライブにしていきたいですか。

KAZUKI すでに3本が終了しているんですけど、僕らもツアーが始まるまでどんなライブになるのか想像がつかないなか臨んだツアーでしたが、色々制限がある中で良い悪いと感じるところは各々あると思うんですけど、声が出せない分、体で表現してくれたり、お互いが支え合い、伝え合おうと思っているというのがこれまでにない特別な空間を作り出しているなと感じています。こんな状況でも来てくれたみんなに、必ず何かを感じてもらえるようなライブにしたいと思っているので、残りのツアーも楽しみにしていてください。

(おわり)

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