INTERVIEW

勇翔

『おいしい給食』の現場で開眼「面白いことをやっていこう」


記者:村上順一

写真:木村武雄

掲載:21年11月14日

読了時間:約3分

 BOYS AND MENの勇翔が、現在放送中のドラマ『おいしい給食 season2』で体育教師の真野浩太を好演中だ。BOYS AND MENのメンバーが同ドラマ出演するのは辻本達規、水野勝に次いで3人目となる。どのように演じたのか。動画インタビューと共に届ける。【取材=村上順一/撮影・文=木村武雄】

 給食マニアの教師・甘利田幸男と、給食マニアの生徒・神野ゴウによる、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディ。続編では、2020年3月に公開された『劇場版 おいしい給食 Final Battle』の2年後を描く。

 勇翔は、新たな舞台となる黍名子中学校の体育教師・真野浩太を演じる。綾部真弥監督作には過去にも出演したことがあるが「再びご一緒できて嬉しかったです」と喜ぶ。

 本シリーズで話題になっているのは、甘利田演じる市原の全身全霊の芝居だ。前作も観ていたという勇翔は、「甘利田先生の強烈さが頭に残っていて『何を仕掛けてくるだろう?』ということを考えながら台本を読んでいましたが、目に浮かぶようで面白かったです」

 印象的なのは、やはり「給食」のシーン。歴代共演者が口を揃えて「甘利田先生の芝居がすごい」と絶賛するシーンだが「給食が本当に美味しそうに見えて、久しぶりに食べたいなと思いました」としつつも「甘利田先生のコメディ要素は台本には書かれていなくて、市原さんのお芝居によるところが大きくて、改めて市原さんの素晴らしさを実感しました」

 笑いが絶えない現場だが、学年主任の宗方早苗を演じる土村芳や、神野ゴウ(佐藤大志)の同級生・皆川佐和子を演じる山﨑玲奈とともに本作からのシリーズ参戦ともあって最初は不安もあったようだ。「あの空気感を体感するのが初めて、最初は皆さんに付いて行くのがやっとでした」

 それでも「自分の中にあるものを出していかないとダメだなと思い、スタッフさんも笑わせるような面白いことをやっていこうという気持ちになっていきました」といい「土村さんがツボにはまった時は『やった!』と思いました」と笑顔で振り返る。

 そんな勇翔だが、グループでは控えめな印象もある。自身でも「多くをしゃべるタイプでもありません」とし、真野を演じるにあたっては声を大きく出すことを意識したという。更に、こう分析する。

 「甘利田先生は物事にまじめに向き合っていて、その空気感が他とは異なるので、そのギャップに笑いが起こりますが、真野はその場を明るくさせるキャラクター。役が持っているその役割や性格をしっかりと捉え、それに合わせて表現できるようにしたいと思いました」

 勇翔自身も芝居に真摯であることを伺わせる。

勇翔

 市原については、劇場版『劇場版 おいしい給食 Final Battle』に教育実習生・佐野正輝で出演した、グループのリーダー水野勝からもアドバイスを受けていたという。「市原さんは役者としての強さがあるお方で、本気のお芝居をされるからどう向き合うかが大事とアドバイスを受けました」

 一方の同じグループの辻本達規は、『season1』と『劇場版』で体育教師・鷲頭星太郎を演じている。「参考になるところは…ないですね」と冗談を交え笑いつつも「違いが見せられたらいいなと思いました」と同じ体育教師でも人によって性格が異なるように、真野としての個性を意識したようだ。

 そんな勇翔の原動力は何か。

 「色々ありますが、皆さんに元気を届けることがBOYS AND MENの活動目的でもあって、名古屋を一緒に盛り上げていきたい、一緒に楽しんでいきたいというのが一つあります。個人としては、表現者として皆さんにエンターテインメントを届けたいと思っていて、それをずっとこの世界で作っていけたらと思っています。それが原動力になっています」

(おわり)

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