INTERVIEW

斎藤工×中島健人

「知れば知るほど魅力が奥深い」日に日に高まる可能性と期待。
WOWOW CMキャラクター


記者:編集部

写真:WOWOW

掲載:21年11月12日

読了時間:約10分

 斎藤工と中島健人(Sexy Zone)が、番組配信サービス『WOWOWオンデマンド』をスタートさせたWOWOWのCMキャラクターを務めている。その新ビジュアルがこのほど発表され、視聴者の生活スタイルに合わせた楽しみ方を提案するため2人はベッドの上でスマホとタブレットを使ってWOWOWオンデマンドを視聴する姿を披露している。今年1月にCMキャラクターに就任した際にはお互いを称え合っていた2人。今回の撮影はどのように臨んだのか。そして、エンタメ業界に思うことは。

世界で戦ってほしい

 開局30周年を記念して様々なプログラムを展開してきたWOWOW。『WOWOWオンデマンド』もそのなかの一つで、BS視聴環境が整っていなくても、同サービスに加入すればインターネットを介してスマホやタブレットなどでも番組を視聴することができる。WOWOWとは約10年来の関係にある斎藤、ここ数年関係が深まっている中島は口を揃え「日本らしさが溢れるコンテンツがたくさん詰まったプラットホーム」と期待を寄せる。

 斎藤「WOWOWはメイドインジャパンの誇り高きプラットホームだと思いますが、目まぐるしく変化する時代と寄り添ってきた放送局でもあり、10年以上の歴史に寄り添わせていただいた身としては、いつでもどこでも楽しむことが出来るWOWOWオンデマンドをスタートさせるなど今何段階もギアが上がっているように見えます。特にコロナ禍になってから良い意味でもがいていて、今まででは発想がなかったような局所的な番組が増えたり、YouTubeに寄り添ったりと一気にフェーズを変えているという面白さがすごくあります。WOWOWで生まれたソフトは国内だけでなく世界でも戦ってほしいなと思っています」

 中島「映像業界は現在、様々なサブスクリプションや配信サービスがあるなかで、日本らしい日本だけの誇れるものがたくさん詰まったプラットホームだと思っています。色彩豊かなプログラムや可能性は無限大にあると感じています。枠も広くて色んなジャンルがあり、自分の観たいものに出会えると思いますし、海外に向けたような作品が充実していけばもっと広がると思います」

お互い体の心配

 CMキャラクターには今年1月に就任した。当時、中島は斎藤を「映画制作もされています。僕は作ったことはありませんが、映画に携わる者の一人としてその過程がどれほど大変で難しいのかを教えて頂きたいです」と慕い、斎藤は中島を「中島さんはコンテンツに対して、ご自身から溢れ出るエンターテインメント愛を現場に注いでいました。何かを完成させるために身を挺して尽力する姿勢は、WOWOWが目指しているエンターテインメント愛に通じています」と称えていた。あれから約10カ月が経とうとしているがお互いの印象に変化は?

 斎藤「あれ以降、健人さんの作品、活躍というものを誇らしく身内のように見ています。すごくプロフェッショナルで自分に厳しい方でもあって、責任感を持って自分の役割というものを120%果たしている。それがゆえに、バランス配分のコントロールが出来ているかなって、誇らしさもあり体への心配もあって。今日お会いしてすぐに誕生日プレゼントを頂きまして、僕の誕生日は少し前になるんですけど、心をもっていかれますね。本当にナチュラルで、自分を思って下さっているという温もりも頂いて、もう鷲掴みにされています(笑)」

 何をプレゼントしたかと聞けば「内緒です」と笑んでにごしたが、中島は「心地よくなるものを3つ送りました。そのうちの1つは毒素排出と胃の環境を整えてくれるものです。気に入ってくれるか不安だったんですけど、受け取って頂けて良かったです」。斎藤は今年9月に行われた映画のイベントで腸活していることを明かしている。「最高に嬉しかったです」と満面の笑み。

 そんなプレゼントを贈った中島の、斎藤への印象は…。

 中島「以前WOWOWの番組で一緒にMCをやらせて頂いてめちゃくちゃ楽しかったんです。工さんの安定感もそうですが、重鎮たちも工さん目の前にするとちょっと沈静化するみたいな。自分みたいな若造が太刀打ち出来ない人を裁いている姿が本当に格好良かったです。収録が終わってから、工さんからバイシクルのギフトが届いて。映画と運動を掛け算したら意外と良いんじゃないか、映画を観る二時間を運動の二時間にしても良いんじゃないかと話をしていて、それでバイシクルを送って頂いたんですけど、すごく良いもので。僕はポップインアラジンを持っていますが、プラス工さんのバイシクルでダブルに幸せになって工さんに一回動画を送りました。しかも、ちょうどその時に自分の出ている映画が深夜に再放送されていて、それを観ながらバイシクルやっている動画を撮ってそれを送りました(笑)」

息の合ったビジュアル撮影

 そんな2人が今回挑んだ新ビジュアルの撮影。視聴者の生活スタイルに合わせたWOWOWオンデマンドの楽しみ方を提案するためベッドの上でスマホとタブレットを使ってWOWOWを視聴するシチュエーションだ。

 斎藤「ベッドにお互い横になり会話する状況という、ある意味ベッドシーン…昼間からの(笑)。そこで色んな会話もしましたが、このご時世ですので面と向かってではなく同じ方向を向くというスタイルで。でも肘の部分が重なっていて非常にドキドキしました」

 冗談も踏まえて笑いながら話す斎藤に中島も「僕もドキドキしました。僕の肘が工さんの肘の上に重なっていましたので、工さんが委ねていいよって。おかげで楽な態勢で撮影ができました」と笑いながら返した。

化学反応に期待

 そんな2人は現在、WOWOWで様々なコンテンツに参加している。斎藤は、自身が声で出演し、企画・原案・脚本を担当したクレイアニメ『映画の妖精 フィルとムー』(WOWOWオンデマンドで配信中)や、板谷由夏との映画情報番組『斎藤工×板谷由夏 映画工房』(毎週金曜夜9:30放送・配信)など。中島は、『中島健人の今、映画について知りたいコト。』(毎月第1金曜夜10:00放送・配信)で映画監督やクリエイターと対談を行っている。その番組を観ているという斎藤は中島にこう期待を募らせ“ラブコール”を送る。

 斎藤「今はプレイヤーだけじゃなく、どうやって映画が作られているかという技術職の、普段深掘りしない職業の方たちの視点というものが、この番組を通して『中島健人』に加わっているんです。その意味が発揮されるのがこれからだと思っています。僕は外見も美しくて、立ち振る舞いも含めて麗しい中島健人を形成する内側に興味があり、企画を一緒に立ち上げたいなって思っています。クリエイターとして0から1にすること。もちろんプレイヤーとして無限に可能性はあると思うんですけど、同時に一緒に共演させて頂くとしたら、お互いが一番やりたくない役をあえてやるとか、そういう捉え方が出来るんじゃないかと思って。本質的な何かが剥き出しになるような距離感に徐々に近づいていると勝手に思っているので、いつか一緒に企画書をWOWOWさん制作で作れたらと思っています。知れば知る程、内の魅力が奥深い方なので、実年齢よりはるか何かを積んでいるという感じがひしひしと伝わってきます」

 中島自身も胸を躍らせるようにこう応じる。

 中島「自分の中にあるクリエイティブの野獣のようなものを早く引き上げて欲しいです。同世代の中だと生まれないものが、工さんという映画に対してのIQがかなり高い、監督されている方に引き上げてもらうことで自分のなかにある色んな“自由”なものが見られるのではないかと思っていて、これまでとは違う化学反応を起こして自分のなかにある制約を解き動き出したいという思いがあるので、予想外の事がWOWOW発で出来たらいいなって思います」

危機感と期待感

 膨らませるのはお互いの期待感だけではない。斎藤が過去にも言葉にしている、国産コンテンツの海外展開という“夢”だ。

 中島「日本のみならず、世界の方に観て頂けるものがいいなと思います。日本の方に観て頂くのは大前提ですが、国産のもので海外へ渡れるものがあればいいなって思っています。工さんが監督としていろんな方と交わって作品を作る工程を、メイキングで観ているので映画は相当根気強くやらないと出来ないと感じていて、でも工さんはそれをされている方。僕自身としては工さんから学ぶことは多いですが、自分にしか感じる事が出来ない何かを、色々と提案出来たらいいなと思います」

 一方の斎藤は期待感だけでなく現実を直視し、映像コンテンツのグローバル化に対する日本産業への危機感も示している。

 斎藤「今までのドラマや映画の立ち位置というか、役割が産業的でありすぎるというか。健人さんが仰るように、日本の方たちにお届けするエンターテインメントというのが大前提なんですが、ここ数年で横一線になってしまっている。ある意味、甘えがきかない状況にあるべきだと思います。(放送)枠があるから、旬の方たちを集めて、似た物語をシャッフルしてドラマを作る。僕はそれを俯瞰して見ていて、自分がその輪の中に携わらせて頂く事もあるからこそ、愛を持って厳しく見ないといけないと思っています。韓国映画は世界の頂点に立つまで20年掛かっているんです。でもそれは国策で行われていて。日本は日本のやり方で独自の素晴らしいエンターテインメントがたくさんあるということも受け入れながら、これからどうなっていくのかという事を、WOWOWさんも見定めて、WOWOWオンデマンドをスタートさせるなどかなり熱量高くふんどしを締め直しているんじゃないかと思います」

 そのなかにあって、番組を通して様々な見識を広げ、制作ノウハウも蓄積していっている中島の役割に希望を抱く。

 斎藤「健人さんと自分という化学反応で、世界にどうしたら打って出られるかという作戦会議こそが、絶対におごりなきものになると思っていて、それが映画やドラマという形じゃないとしても、一つの物に集約していくという流れが確実にあります。アカデミー賞の健人さんのレポートも含めて、プランの価値観というものが、良い意味で観る方たちにとっても世界水準になっていると思います。今までの延長のアーカイブ作りに収まってしまう作品作りが本当に今必要なのかと考えなきゃいけないと思っています」

 そしてこう続ける。

 斎藤「そう言った意味では、面白い時期にいます。今までのやり方が正しいという時代を超え始めている時期に、WOWOWの30周年そして、健人さんと自分がこういう役割を頂いているという事に、一つ意味として形が残せたらいいなと。WOWOWを表現する広告を超えた何かというものを。それが反広告的なものになるかもしれないですが、作品は残りますし、海は超えて欲しいなと思いますし、流れを見据えた何かを生み出したいなと思っています」

 CMキャラクターをきっかけに垣根を越えて広がる可能性に期待だ。

(おわり)

ヘアメイク
斎藤工…くどうあき
中島健人…石津千恵(メーキャップルーム)

スタリスト
三田真一

WOWOWオンデマンド

BS視聴環境が整っていなくてもネット環境があればWOWOWに加入がすることが可能で、TVでもスマホでもWOWOWのサービスが利用できる。
3チャンネルの放送同時配信、スポーツ・音楽・ステージ中継などのライブ配信、オリジナルドラマや海外ドラマなどのアーカイブ配信といった3つのカテゴリーで配信。特に数々の賞を獲得し、視聴者にもファンが多いオリジナルドラマはこれまでに放送された約200作品をアーカイブ配信中。
さらに、配信加入ルートでは、申し込み⽉内であればいつでも解約可能となる無料トライアルを実施中で、WOWOWの様々な番組を無料で楽しむことが出来る。
詳細はコチラ → https://www.wowow.co.jp/webdirect/

WOWOWオンデマンドの斎藤工オススメ番組

◎UEFA チャンピオンズリーグ 2021-22
欧州クラブNo.1を決める大会のグループステージ~決勝までを独占ライブ配信。
◎映画の妖精 フィルとムー
斎藤工が声の出演に加え、企画・原案・脚本を担当。世界の子どもたちに届けるために作られたクレイアニメ。
◎ノンフィクションW 齊藤工 DEAR FILMS…
俳優、映画監督、気鋭のアーティストとして活躍の場を広げる齊藤工の1年をスケッチ。
◎パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM
国際パラリンピック委員会との共同プロジェクトとして世界のトップアスリートに迫る大型シリーズ全40 作品を配信中。

WOWOWオンデマンドの中島健人オススメ番組

◎アクターズ・ショート・フィルム
5人の人気俳優がショート・フィルムの監督に挑戦。WOWOW 開局30 周年を記念し、俳優たちと立ち上げた短編映画プロジェクト。
◎WOWOWオリジナルドラマ 青野くんに触りたいから死にたい(22 年春 配信スタート)
主演・佐藤勝利(Sexy Zone)が初のラブストーリーに挑戦。話題沸騰の大人気コミックを実写ドラマ化。
◎WOWOWオリジナルドラマ 有村架純の撮休
有村架純の架空の休日を描く8つのストーリー。妄想の世界を気鋭の監督・脚本家たちが描く異色ドラマ。
◎WOWOWオリジナルドラマ グラップラー刃牙はBL ではないかと考え続けた乙女の記録ッッ
「グラップラー刃牙」と出会い、格闘家たちの肉体や言動からBLの可能性を見いだし、BL妄想に取り憑かれたひとりの腐女子の闘いの記録ッッ。

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