ネクライトーキー「こういう新作やりたかった」ライブ定番曲が生まれ変わる
INTERVIEW

ネクライトーキー「こういう新作やりたかった」ライブ定番曲が生まれ変わる


記者:小池直也

撮影:

掲載:19年07月23日

読了時間:約10分

大友克洋監督プロデュースの『MEMORIES』への憧れ

中村郁香

——そういえば「きらいな人」のイントロのドラムが、本当に嫌いな人に向けて叩いているなと感じました。

カズマ・タケイ はじめて言いますけど、あれは僕の嫌いな人をイメージして叩きました。それが音に乗っていたのなら良かったです(笑)。もちろんメンバーじゃないですよ(笑)。エンジニアの上條雄次さんも相当遊んでいましたよ。

中村郁香 私は、きらいな人に対して自分が悔しいという想いで弾いてます。これもフレーズがどうしても思い浮かばなくて、夜中に朝日さんとエンジニアさんに軽く相談したんですよ。そのときに聴かせてもらったのがフジファブリックさんのアルバムで。

朝日 ハモンドオルガンの話になったよね。「陽炎」という曲にハモンドとピアノが両方入ってるからと。

——フジファブリックさんといえば、みなさんの合宿地である山梨ですよね。

朝日 エンジニアさんが山梨出身の人で、ずっと一緒にフジの話をしていましたね。

中村郁香 そういう話をしていたおかげで考えついたフレーズなんですよ。

朝日 あのキーボードはいいよね。 石風呂バージョンではギターが入っていたところに、オルガンがソロで入ってくる。原曲を聴きなれた人にとって、驚きポイントになるんじゃないかなと思います。

——アルバムタイトルは元ネタがあると聞きました。

朝日 もともと大友克洋監督がプロデュースした三部作『MEMORIES』が好きなんですよ。今回は単純に昔作った曲ばっかりなので、思い出みたいだなあと思い、この言葉がふと思い浮かんだんです。みんなにダサいって言われるかなと思って提案したら、苦笑いされつつ意見が通りました。

藤田 そんなことないよ。ネクライトーキーと命名する前、朝日が考えてきたバンド名の候補が「トーキーメモリーズ」だったんですよ。それに関しては全員で苦笑いでした(笑)。

もっさ 私がとっさに「それはない」と言ったんです。でも次のアルバムタイトルでまた「MEMORIES」が出てきたので、この言葉が本当に好きなんだなと(笑)。これはさすがに採用してあげなきゃって。

朝日 前は「ダサい」って捨てられたから、また言われたらどうしようかなと思いながらね。

カズマ・タケイ 『ONE!』のタイトルを決めるときも「MEMORIES」って候補を出してた。

もっさ あったね。映画も実際観たんですけど、不思議な感じで面白かったです。

——それから、この夏はライブもたくさん決まってますよね。

『MEMORIES』ジャケ写

藤田 ヤバいなあと思いながらスケジュールを見ています。

中村郁香 予定を把握しきれてないですよ。

朝日 今が一番大変な時期なんじゃないかな。仕事も生活も大変で、音楽のスケジュールも多い。でも精一杯やるだけですね。

——その中でワンマンツアー『ゴーゴートーキーズ! 全国編』もあります。

もっさ 前回は2マンツアーでしたが、今回はワンマンなので曲をたっぷりやりたいです。福岡、北海道、仙台もワンマンではじめて行きますね。練習を頑張ってレベルアップして、楽しみたいです。ファイナルはマイナビBLITZ赤坂でのワンマンで、初めてのステージなので想像ができないですけど、集まってくれた方々と楽しめたらいいなと思います。

朝日 初めてワンマンでまわるので、体力的にもつらかったりします。でも、少し考え方が古いと思うんですけど、バンドってやっぱライブをしてナンボなんだとも思うんですよ。音源バンドじゃなく、いいライブをするバンドだと思ってもらえるように頑張ります。

(おわり)

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