(C)2021「決戦は日曜日」製作委員会

 窪田正孝が主演、宮沢りえ共演の映画『決戦は日曜日』(2022年1月7日公開、坂下雄一郎監督)の本編映像が公開された。

 突然父の地盤を引き継ぎ仕方なく出馬することになった令嬢で新人候補の川島有美(宮沢)を支える谷村勉(窪田)ら議員事務所私設秘書の奮闘を描く。公開された本編映像では県議、市議と共に、父・川島議員の地盤を引き継いだ川島由美(宮沢りえ)が事務所に初登場したシーンとなる。

 「よろしくお願いしますね!」「有美さんも引き続き支えてあげて下さいよ」と秘書チームにねぎらいの言葉をかける県議や後援会の面々。急遽、病に倒れてしまった父に代わり、素人ながら政界に進出することになった有美。白いスーツの胸元に赤い花のブローチでアクセントをつけた有美は、かわるがわる声をかける地元の後援会に気にも留めず、秘書一人一人ににこやかに握手をして回る。

 そして、地元の議員がまだ話している最中にもかかわらず「ちょっといいですか~」と自分のペースでさえぎる有美。事務所の中を見渡し「これはもう少し片付けたほうが良いと思いますよ。ゴミ屋敷みたいw」。初日からいきなりのダメ出しだ。

 「ふさわしい事務所にしましょう。こういうところからですよ!」。空気を読むという概念のない有美は周囲の目は構わず続ける。「頑張りましょうね。クルーの皆さんも不安だったと思います…それは私も同じですから。なんでこんな道選んじゃったのかな~私。って思ってます」。言葉でも態度でも他人にどう思われようと気にしない有美のキャラクターが宮沢りえによって見事に体現されている。

 有美の演説は続き、自らの政治観を語るも「何の話でしたっけ?」と自分から話し始めたのに秘書に確認する始末。しかも、聴衆の後方ではついたままになっていた事務所のテレビの音声のほうが気になってしまう…聞いているようで誰も聞いてはいない周囲の有美への期待度の低さをも垣間見ることができる。前途多難な選挙戦への不安にまみれた初日の様子が切り撮られている。

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