永野芽郁

 永野芽郁が20日、都内で行われた、映画『そして、バトンは渡された』(前田哲監督、29日公開)の学生限定試写会イベントにサプライズ登壇した。永野は、共演する田中圭が毎朝撮影時に寝癖が凄まじいことを明かすと「写真展やるべきです」とほほ笑んだ。

 本作は、2018年2月に出版された瀬尾まいこ氏の2019年本屋大賞受賞の同タイトル作(文春文庫刊)の映画化。永野は名字が四回変わる数奇な人生を生きる主人公・優子を演じる。優子と血の繋がらない父親・森宮さんを田中、夫を何度も変える奔放な母親・梨花を石原さとみが演じる豪華共演でも話題。卒業式で合唱のピアノ伴奏を引き受けてしまった優子の現代の話と、突然姿を消した梨花、森宮さんが語る家族の秘密、それぞれの物語が思わぬかたちで繋がっていく。

 イベントでは、本編終了後に田中が学生に向けたメッセージ動画を上映。田中の「今日は残念ながら僕が行けなかったので、娘の優子ちゃんに行ってもらおうと思っております。優子ちゃーん」と呼び込みで、永野が登壇し会場は騒然となった。

 完成披露試写会では上映前の登壇だったという永野は「裏で一緒に観てたんです。だから皆さんの声とか聞こえて来て嬉しかったです。実は上映後の反応を見るのは初めてなんです」と嬉しそうな表情を見せた。

 劇中で役柄について、羨ましかったことを聞かれると「学生の時にピアノを弾けてたら楽しかったかなあと思います。学生の頃友達が弾いていたので、それに合わせて歌っていたので、あの子すごかったんだなあと今気づきました」と自身の学生時代を思い返した。

ビデオメッセージを寄せる田中圭

 田中との共演について、永野は「とにかく寝癖が酷い。もう芸術です。一体どんな寝方をしたんだろうって。毎朝楽しみでした、今日どっちにどう毛が行ってんだろうって。あれは写真展やるべきです(笑)」とエピソードを明かす。

 さらに、「意外とお茶目です。おれおれってしてないし、よくわからない嘘とか言ってくるし、初対面からそういう感じで、人を和ませる力があるなあと思います」と言い、「最近ウソが増した。取材でも一媒体いち嘘くらいつくので、どう突っ込んだらいいのかって迷います」と意外な一面についても語った。

永野芽郁

 イベントでは、学生たちが用意した質問に永野が答えた。一番印象に残ったシーンについて聞かれると「卒業式のシーン、ピアノの練習したし、すごく苦戦しながら頑張ったんですけど、だからこそ印象に残っています」と撮影を振り返る。

 早寝早起きが苦手だという学生に対して、永野は「眠れない時は、もう眠らない事です。次の日にちょっと早く寝て、そのリズムが身に付くと思います。本当はあんまり良くないかもしれませんが」と独自のアドバイスも。

 ピアニストを目指し、音大受験を目指す学生に対しては「三カ月の練習でできることも限られているし、だからこそ凄さが分かります。応援しています」とエール。ピアノに関して「本当に触れたことがなかったのですが、ピアノのことは嫌いにならないでほしいから無理はしないでと先生に最初に言ってもらって。だから楽しくできました」と話す。

永野芽郁

 翌日がテストだという学生に対しては「なんとか良い点を取ってください」と応援コメント。また、学生時代にやっていて良かったことについて聞かれると「(学生時代は)やれてないことばっかり。大人の人たちから勉強しといた方がいいと言われていて、本当にめんどくさいなあと思っていたんですけど、今振り返ると、本当に勉強しといた方が良かったなと思います。だから授業の半分くらいはちゃんと聞いて、頑張ってください」と応援メッセージも送った。

 最後に永野は「ちょうど一年前の撮影から世の中の状況がいろいろ変わったり、無事に映画が公開できる喜びもあるのですが、改めて自分たちが作ったもので喜んでもらえたりすることが知れて良かったなと思います。大切な人にこの作品の良さを話してください」と締めくくった。(取材・撮影=松尾模糊)

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