キャスターのイ・ジョンフン(演=キム・ドンウク)と女優ヨ・ハジン(演=ムン・ガヨン)(C)2020MBC

 8月1日にAmazon Prime Videoでプライム会員向けに独占配信が始まった韓国ドラマ『その男の記憶法』は、“永遠に記憶する”キャスターのイ・ジョンフン(演=キム・ドンウク)と“大切な記憶を失った”女優ヨ・ハジン(演=ムン・ガヨン)が、運命的に惹かれ合う切ない大人のラブストーリーだ。韓国ドラマではよくドラマで描かれる“あるある”設定の「記憶喪失」。本作でも記憶が一つのテーマとして描かれているが、主演を務めた演技派俳優キム・ドンウクは数ある記憶喪失系ドラマと本作の違いについて“男女が困難を乗り越えていく姿”が描かれることだと明かしている。

 これまで韓国ドラマで登場人物が記憶喪失になる設定の作品は多く、日本でも一大ブームを巻き起こしたぺ・ヨンジュン主演の「冬のソナタ」(02)に始まり、近年ではチュ・ジンモ主演の純愛ラブストーリー「愛するウンドン」(15)やソ・イングク主演のラブコメディ「ショッピング王ルイ」(16)、イ・ミンホ主演のラブストーリー「青い海の伝説」(18)、キム・スヒョン主演のファンタジー・ロマンス史劇「太陽を抱く月」(20)など、数々のラブストーリー作品が制作され人気を博してきた。

 本作ではヒロインのお騒がせ女優ヨ・ハジンが、過去の出来事がきっかけで“記憶喪失”になってしまうが、恋の相手となるニュースキャスターのイ・ジョンフンは全ての出
来事を覚えている“過剰記憶症候群”を患っており、正反対の2人が惹かれていくラブストーリーが描かれていく。

 ジョンフンを演じたキム・ドンウクはそんな本作について「過剰記憶症候群は、全く取り上げられたことがない題材ではありません。ドラマや映画で過剰記憶症候群や記憶喪失の登場人物が出てきたことはありますが、今までの作品とこのドラマの違いは、その人物特有の苦しみや心の痛みを見せるのではなく、反対の苦しみを抱える人々に出会って、共にお互いの苦しみをどうやって乗り越えていくかが描かれている点にあります」と語り、これまでの作品とは違った魅力が描かれる新境地の作品となっている。

 とくにジョンフンは幸せな記憶だけでなく、忘れたくても忘れられない辛い記憶も鮮明に覚えているという苦しみを抱えている。

キム・ドンウクが演じるイ・ジョンフン(C)2020MBC

 そうしたジョンフンがハジンに出会って恋に落ち、その苦しみをどうやって一緒に乗り越えていくのだろうか? そんな難しい役柄を演じたキム・ドンウクは「ジョンフンを演じるため、まずは台本を深く理解するよう努めました。同じような苦しみを抱えたジョンフンとハジンがお互いの苦しみを癒やしていく、その相互作用をハジン役のムン・ガヨンさんたちと一緒にどう演じればうまく見せられるか?そういうことをたくさん考えました」と役作りの秘密を明かしている。

 これまでの韓国ドラマとは一味違う“記憶”にまつわる大人のラブストーリーに注目だ。

 韓国でニュース視聴率ナンバーワンを誇る報道番組「ニュースライブ」のキャスターを務めるイ・ジョンフン。一方、世間からは演技力がないと言われスキャンダルも多いお騒がせ女優のヨ・ハジン。ハジンが「ニュースライブ」に出演することになり2人は初共演を果たすが、インタビュー中にハジンが放った一言「単純に半ダースを数えて暮らしたいです」という言葉に、ジョンフンは遠い過去の記憶が蘇り言葉を失ってしまう。

 実は、その言葉はジョンフンが昔付き合っていた彼女の言葉と全く同じだったのだ…。過剰記憶症候群で全ての出来事を覚えているジョンフンと、大切な記憶を失ってしまったハジン。運命的に惹かれ合っていく2人の“記憶”にまつわる秘密は、一体どんな悲しい過去が隠されているのか?

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