中村の発案でくす玉を割る掛け声の文言が共演の「山田裕貴」に。「山田裕貴!」と発声しくす玉を割る神木隆之介と、それを笑う中村倫也。それより前、ウイカが山田の演技を褒めていた。その流れで。

 神木隆之介、中村倫也、新木優子、ファーストサマーウイカ、上田慎一郎監督、ふくだみゆき監督が9日、アニメ映画『100日間生きたワニ』の公開初日舞台挨拶に登壇した。

 きくちゆうき氏の4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』が原作。主人公のワニを神木隆之介、ワニの親友・ネズミを中村倫也、ワニが憧れるセンパイを新木優子、イヌをファーストサマーウイカが演じた。そして夫婦で本作の監督・脚本を務めたのは上田慎一郎監督とふくだみゆき監督。

 コロナ禍で延期となった本作。ようやく初日を迎え、神木は「今日が迎えられて嬉しい」と喜んだ。一方の中村は「色々な事がありすぎて公開延期したことすら『あったな』って。作品は観てもらって完成するので、愛でて頂ければ」と挨拶した。

 観客が入っての舞台挨拶自体がコロナ禍では初めてという新木。「劇場に来て頂ける皆さんの前で『完成しました!』と発表できるのが嬉しい」、ウイカは「100日前からカウントダウンが始まって『延びるな』というか、じらしっぷりというか。きょう果てる瞬間があると思うと嬉しい」と語った。

 それぞれが思う好きなシーンを挙げる場面では、「色々あるけど」という神木が、ワニとネズミ、そしてモグラ(木村昴)がじゃれ合うシーンを挙げ、「幼馴染感があって見ていてホッコリでする。昴君は15年前にご一緒して、倫君はいろいろと作品でも取材でも沢山コミュニケーションとって心を許しているので、3人がわちゃわちゃしているところは、3人の関係性が出ている」と述べた。

 一方の中村は、ネズミとワニがゲーム大会に挑むシーンを挙げ、「ゲームのなかに出てくるキャラクターの声もアフレコして、あの時が一番楽しかった」と振り返った。

 新木は、ネズミが入院してワニがお見舞いに行くシーン。「2人のやりとりがいいなって。そのやりとりの流れが後半のキーになっていて」と称えると、中村と神木は声を揃えて「有難うございます、センパイ!」と感謝した。

 ワニとネズミ、モグラのシーンや、センパイとのやりとりではアドリブもあったという。アフレコではあまりみられないという神木は「緊張しました」といい、逆に新木はワニとセンパイとのシーンは「緊張感があるシーンだったので、その緊張感がよい形で出ていた」と明かした。

 話題は、物語にちなんでそれぞれが欲してしまうものに移り、最後に神木は「この映画を見てそれぞれ感じるところは全く一緒ではないと思っています。周りの大切な人やもの、そういうものに照らし合わせて観て頂けたら感じるところはあると思います。キャラクターが単純に可愛いので、(コロナ禍などで)みんな疲れていらっしゃると思うので、癒しになったら」と述べた。

左からワニ、ファーストサマーウイカ、新木優子、神木隆之介、中村倫也、上田慎一郎監督、ふくだみゆき監督

Photos

記事タグ

コメントを書く(ユーザー登録不要)