北川景子が演じる銀幕女優の桂園子(C)2021「キネマの神様」製作委員会

 1920年から、日本映画史を飾る傑作、ヒット作の製作、配給、興行を続けてきた松竹映画は昨年2020年に100周年を迎えた。そんな松竹映画100周年を記念した作品となる『キネマの神様』(8月6日公開)は、日本映画界を代表する山田洋次監督のもと豪華キャストが集結。撮影の中断など幾多の困難を乗り越えた奇跡の作品として完成した。本作で銀幕女優の桂園子役を演じた北川景子は、幼い頃から憧れだった山田洋次監督の作品に今回初めて出演することが決まり、「まさか私が山田組に入れると思ってもいなかったです」と喜びを見せた。

 大人気女優の北川景子は、今回幼い頃から巨匠監督として憧れを抱いていた山田洋次監督作品に初出演を果たした。今までは観客として見ていた山田組の作品に出演が決まり、北川は「山田監督は私が小さい頃から巨匠として活躍されていたので、まさか私が山田組に入れると思ってもいなかったです。今回お声がけ頂いたときに“私が山田組?”となかなか実感が沸かず、キャスティングされたことに驚きました」と歓喜。長年の“夢”を叶えたのだ。

 また、映画には監督ごとに違った撮影方法がある。そのため山田組が初めての北川は撮影当初、「右も左も分からず困惑した」ということを明かしているが、シーンごとに役柄の動きや心情、話し方など事細かなところを説明しながら進めていく山田監督ならではの撮影方法は、本作の舞台である1950~60年代の時代背景を知らない北川にとって学ぶことが多かったという。

 そんな北川が演じたのは、菅田将暉演じる映画監督を夢見る主人公ゴウと青春時代を共に過ごした銀幕女優として活躍する桂園子。当時は映画の演出部と俳優部が仲良く軽口を叩き合っていたように、劇中でも菅田演じるゴウと北川演じる園子の仲睦まじい姿が描かれている。主人公ゴウの夢を応援する園子の姿と、永野芽郁演じる淑子やRADWIMPS野田洋次郎演じるテラシンなど、どこか応援したくなってしまう登場人物たちにもぜひ注目してほしい。

 北川景子は、この2021年もすでに映画『ファーストラヴ』、出産後初となる連ドラ「リコカツ」で主演作が続くほどの大人気女優。女優として第一線で活躍してきた北川は、SNSでも「私は北川景子の遺伝子で生まれたかった!」や「北川景子ちゃんキレイ!」と演技だけではなく、女の子がなりたい顔として憧れの的となっている。

 日本映画界を代表する山田洋次が監督を務めた本作。原作はこれまで数々の文学賞を受賞してきた人気小説家・原田マハ、キャスト陣には、沢田研二・菅田将暉(共にゴウ役)、永野芽郁・宮本信子(共に淑子役)、野田洋次郎・小林稔侍(共にテラシン役)、北川景子(園子役)、寺島しのぶ(歩役)ら豪華俳優陣が丁寧に物語を紡ぐ。

 “映画”を愛し続け、挫折を味わいながらも夢を追いかけたゴウが時代を越えて織り成す青春と家族のありようが描かれる温かな物語は、この時代を生きる人々にエールを贈る。かつてない苦境に直面しながらも、映画と夢を諦めることのなかった映画を愛する者たちによって完成された本作。8月6日に公開となる。

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