永野芽郁と菜々緒

 真面目に働き、日本の経済を支える日本のOLたち。花園のようにも見える華やかな彼女たちの職場では、実は裏で地獄のような派閥争いが行われている。そんな地獄のような花園の世界を描いた映画『地獄の花園』が5月21日(金)の公開となる。

 5月4日本作のタイトルのにもある“花園”に因み芸能に所縁のある花園神社で、本作の大ヒット祈願イベントを実施した。普通のOLに憧れる直子を演じた主演の永野芽郁と、OL達から恐れられる悪魔の朱里を演じた菜々緒は、商売繁盛のご利益で知られる花園神社のご祈祷を受け、集まった報道陣の前に登場すると大きな拍手で迎えられた。

 永野「今日はありがとうございます。大ヒット祈願という事もあったので勿論大ヒットできますように、とお願いをしたのですが、上映されている映画も多い中ですべての劇場が今空いているわけでは無いので全国の劇場が無事に開き、そこで『地獄の花園』を見て笑ってもらえる作品になったらいいなと思いを込めました」。

 菜々緒「今、状況的には色々厳しいと思うので、皆さんが安全に健康であるようにという思いを込めて大ヒット祈願をさせて頂きました」と挨拶し、祈祷後の気持ちをそれぞれ語った。

 そして商売・芸能に所縁のある花園神社に因み、女優として活躍する二人の個人的な願いを、絵馬を模したフリップで発表するくだりでは、永野のフリップには“続編”と書かれており、その理由を「個人的な願いが強めで、全然何か進んでいるわけではないですが、ここで大人達に圧をかけとこうかなと(笑)。菜々緒さんも撮影中に本当に面白いから国をまたいで続編やれたらいいよね、という話をされていたんですよ。なので、大人の人がこれからどう動いてくれるのか楽しみです」と茶目っ気たっぷりに答えた。

 また国をまたいでというMCの質問に対し「次は世界中のOLを倒していく!」と大スケールな次回作の方向性を冗談交じりに話した。

 一方菜々緒は”修行”と書いたフリップについて「続編は私も撮影中にも話していたので同じ気持ちなんですけど、個人的な事でいうと最近修行するのが好きで、この前滝行に行ってきまして…修行を極めて、今こういうご時世なので心身ともに鍛え上げていこうかなと」と最近のマイブームを語った。

 その後トークは映画の話に、二人が台本を読まれた時や本編を観て“ここが面白い”と思ったところを聞かれると、永野「まず、脚本がバカリズムさんで監督が関さんと聞いた時点で私はやりたいと話していました。気持ちが上がったまま脚本を読んで、設定の斬新さとテンポ感の良さなどに惹かれてすごく現場が待ち遠しかったです」。

 続けて「この脚本に自分が置いて行かれないように、どうしたら面白くなるかな?や、脚本の面白さを壊さないようにと必死に考えながら演じていました」とバカリズムの手がけた脚本の素晴らしさに。

 続けて菜々緒も「バカリズムさんが脚本って聞いただけで、あ、もうこれは大丈夫。という謎の安心感を持って脚本を読ませて頂いて、完成した作品を見て映像の美しさと笑いとのギャップの激しさとへの違和感がまた更に面白くて…とにかく早く見てほしい一心ですね」と話し作品への自信を覗かせた。

 2人の共演シーンについて印象に残っているシーンやエピソードについては、「共演シーンだと、広瀬さん演じる蘭と会社の食堂で普通に食事をしている最中に朱里が来て堅気の私に対して『直の意見も聞かせて欲しい』と話すシーンがあるんですけど、凄くカッコよくて、あぁすごい2人が目の前にいる。という気持ちになって女として惚れました」と永野は告白。

 するとMCから朱里の奇抜なメイクに対して触れられると菜々緒は「本当に最初はどうなるんだろうって、衣装合わせの際にあのメイクをした時に、ちょっと大丈夫かな?と不安に思ったんです。でも回りの遠藤さんや大島さんのヘアメイクや衣装を見た時に、あ、これじゃ弱いんだ。これじゃ負けちゃうんだと思ってからは、結構案を出させて貰いました」とビジュアルの誕生秘話を語った。

 一方で普通のOLのビジュアルだった永野は「普通なら皆さんの格好がおかしい筈なのに、一人だけ普通のOLとして現場に居たので私がおかしいという気持ちになっていました」と共演者の強烈なビジュアルになかなか慣れなかったと当時の気持ちを振り返った。

 菜々緒は「普通の直子達の会話で、あ~本当にこういう会話を女子ってしてるな~という所を、上手い事バカリズムさんが脚本に落とし込んで下さっていて、何気ない日常の中のあるあるが散りばめられていてクスっと笑ってしまいます。あとはヤンキーOLチームの人達が喧嘩でボロボロになっているのに仕事はちゃんとこなすシーンなどは可愛いらしくて、ビジュアルは怖い人達なのになんだか憎めないキャラクターになっています」と特に印象に残ったシーンを語った。

 そして自身のシーンで注目して欲しいシーンを聞かれると、永野「やっぱりあれだけの暴言を吐いて、人を殴り飛ばし、蹴り飛ばす凶暴な私はきっとこの作品でしか見られないと思いますし、今までの自分とはまた全然違う姿をお見せする事が出来きました。大きい声を出すのが苦手なのですが、無理です!と言いながら凄く頑張りました」と自らの新境地をアピール。

 菜々緒は「コーンローのヘアスタイルがトレードマークなのですが、OLになる前の回想シーンでもまた違うコーンローをしていて、その数10秒のシーンの為に1時間半かけてコーンローをやり直したのですけど、これもすごくカッコイイので、瞬き無しでそこも是非注目してほしい。本当に芸術です」とそれぞれの注目ポイントを語った。

永野芽郁

菜々緒

 そしてまだまだ語りたりない程にエピソードが出てくる中、イベントも終盤を迎え最後の挨拶となった。菜々緒は「本当に今こういう時代ですけれども、映画館に来ていただいて、何も考えずに笑って楽しんで頂ける作品となっておりますので是非劇場で見て頂けたら嬉しいです」。

 続いて永野が「地獄の花園に出演しているキャスト、そして関わって下さったスタッフさん皆で、とにかく楽しく、毎日がむしゃら過ごした夏でした。みなさんに楽しんで貰える作品になったらいいなと思います。感染症対策などをしながら見て頂けたら嬉しいです。今日はありがとうございました」と、このご時世だからこそ、沢山の人に本作を観て笑って楽しんで貰いたいとメッセージを残し、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。

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