アイドルグループのShine Fine Movementが6月27日に、2ndシングル「ルミナス」をリリースした。橘莉子、橘咲希、橘南桜、朝比奈るう、羽深芽生の5人組で、橘は実の3姉妹。昨年12月にコロムビア初のアイドル専門レーベル「Label The Garden(以下LTG)」から「光クレッシェンド」でメジャーデビューした。デビューシングルから約6カ月の期間を経てのリリースとなった今作「ルミナス」だが、「そんな簡単にCDをリリースできるとは思っていない」という。メジャーデビューからの上半期を振り返りながらその背景を探った。【取材=村上順一/撮影=冨田味我】

上半期を振り返る

橘莉子(撮影=冨田味我)

――今年の上半期を振り返っていかがですか。

橘南桜 デビューしてから物忘れが激しくなりました。PASMO(交通系ICカード)を忘れて家に取りに帰って、その時にサイフを確認して外出したんですけど、今度はサイフを忘れるという…。もう一度取りに行って、またPASMOを置いて来てしまって。本当にひどいんです。

羽深芽生 今年の初めはデビューから1カ月ぐらい経って少し活動にも慣れてきて、そこから、大学入学とShine Fine Movementの盛り上がりが重なって、個人的には割と盛り上がりのピークとも言えるような上半期でした。

――大学ではどんなことを勉強しているのでしょうか。

羽深芽生 文化です。メディアとか様々なことを勉強しています。これを活かしてクイズ番組とかで役に立ったらなと思います。

朝比奈るう 私は高校を卒業して、Shine Fine Movement一本に絞ることが出来た上半期でした。4月から一日一日があっという間に過ぎてしまって。すぐ夕方みたいな感覚なんです。なので何か趣味をみつけたいなとも思っています。

――充実してるんですね。以前はどのような趣味が?

朝比奈るう ゾンビに詳しくなろうと思って、勉強していました。映画とか見て研究していたんですけど、思ったより情報が集まらなくて…。

――ちなみにどんなゾンビが好きなんですか?

朝比奈るう ゆったりと動くゾンビですね。食を求めてアグレッシブなゾンビよりそっちの方が好きです。

橘咲希 私も高校を卒業して、やることがこのShine Fine Movement一本になったので、好きなことを追求しようと思いました。ラーメンが好きなので、それを追求しています。ラーメンについてのコラムも書かせていただいていたんですが、それ以外にも趣味を探していて…。

 特技に側転と書いてるんですけど、できる人はたくさんいるなと思って。自分にしか出来ないものを模索していて、その中で今見つけたのがTwitterが更新される時の「シュッパッ!」という効果音なんです。友達に聞かせたら似てると言ってくれて(笑)。

――着眼点が面白いですね。莉子さんの上半期はいかがでしたか。

橘莉子 前作「光クレッシェンド」がリリースされてから対バンライブを中心に活動していたのですが、その合間をぬって趣味的に脚本を書いたりしていた上半期でした。今は原作こから脚本に起こして行くという作業にも挑戦しています。下半期はグループの活動と並行してソロ活動にも力を入れて行きたいと思っています。

――脚本家デビューも期待しています。さて、デビューから半年が過ぎましたが、大変だったところはありましたか。

橘咲希(撮影=冨田味我)

橘南桜 学業との両立です。学校にも行かなければいけないので、イベントがある日は急いで駅に向かったりバタバタでした。学校の方も出席日数などの関係で補習も受けなければいけない時もあって。でも、そういう日々も楽しくて。電車に間に合うかなとか考えながら走ったり(笑)。

――ポジティブですね。芽生さんはスカウトで入って、このグループが初めてのアイドル活動となりましたが、この半年間いかがでした。

羽深芽生 4月までは高校に通いながらの活動ということもあって初めてだらけで大変でした。土日はリリイベで次の日は学校に行くのに朝6時半には起きなくてはいけなかったのでそこが特に大変でしたが、先生や友達、そしてメンバーにも支えてもらって無事に卒業出来ました。大学に行って楽になるかなと思ったら意外とそうでもなくて(笑)。普通に朝から授業がある日もあって…。休む日も多くなってしまうので、今は先生と仲良くなって大目に見てもらえたら嬉しいなと思っています(笑)。

――そこ大事ですよね(笑)。

羽深芽生 高校生の時は忙しくて辛かった時期もあったのですが大学に入ってからはそれも楽しめるようになりました。なので一番変わったのは意識です。

朝比奈るう 私も高校を卒業して社会人になったので、お家賃が大変で…。奈良にいた時は「一人暮らしなんて余裕でしょ」と思っていたんですけど、そんなことなくて。現実の厳しさを思い知らされています(笑)。

――咲希さんはリーダーとしても大変だったのではないですか。

橘咲希 そんなこともないですよ。

橘莉子 それはグループの雰囲気にもよりますよね(笑)。

橘咲希 まとまりがないと、まとめなければいけない大変さがあると思うんですけど、私たちはまとまりがある方だと思うので、そんなに大変ではないんです。

――きっと3姉妹というのも大きいのでしょうね。

橘莉子 これが全員他人だったら1対1の図式になるのでまた違うと思います。姉妹だから考えていることがわかるので、そこはやりやすい要因だとは思います。

羽深芽生 アットホーム感があるので3姉妹がいて良かったなと思います。

――デメリットはあるのでしょうか。

橘咲希 一緒に住んでいるので遅刻する時は3人一緒というところです(笑)。

羽深芽生 メリットは良い意味で気を使わなくていいところかもしれないです。「〇〇ちゃん今日も可愛いね〜」とか変な“ヨイショ”がないんです。なので私たち2人も気を使わないで喋れるんです。

橘莉子 女性の世界だとお互いに気を遣うところもあるけど、それが姉妹だとないですから(笑)。そういう意味でも絆が深まった上半期だったのではないかなと思います。