女優の小島梨里杏(こじま・りりあ=24)が「DAM CHANNEL」の15代目MCに就任した。2004年8月にスタートした同番組は、初代・菊川怜をはじめ、錚々たる顔ぶれがMCを務めきた。新たに就任した小島は大の音楽好き。スーパー戦隊シリーズ『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)にトッキュウ3号ミオ役で出演した際には、楽曲「Yellow heart」の作詞も手掛けたほどだ。そんな彼女に意気込みを聞いた。【取材=木村陽仁/撮影=冨田味我】

無類の音楽好き、歌詞や音に惹かれる

小島梨里杏(撮影=冨田味我)

小島梨里杏(撮影=冨田味我)

 夕日が差し込むビルの一室に、収録を終えた彼女が現れた。優しい笑みを浮かべ「宜しくお願いします」と頭を下げると自席に。改めて丁寧に挨拶する。そうした雰囲気のもとでインタビューが始まった。ゆったりとした落ち着きのある語り口。音楽についてかなり斜めの質問を切り込んだが、意に介せず答える。彼女のインスタグラムには音楽に関する書き込みが多い。「○○の曲が頭から離れない」や「この曲はお薦めです」など。好きなアーティストもジャンルも幅広い。カラオケにもよく行くそうで、まさに今回のMCはうってつけだ。

――「DAM CHANNEL」の15代目MCに就任が決まった時の感想を教えてください。

 単純に凄く嬉しいというのがあります。カラオケに親近感があると言いますか、良く行っています。なおかつ、「DAM CHANNEL」は良く見ていましたから。カラオケには私だけでなく家族で行くことも多いので、家族にも報告できることが嬉しいです。家族はどんな仕事でも喜んでくれますが、より一層喜んでくれるんじゃないかなと思います。

 「DAM CHANNEL」はカラオケに行く人だったら絶対に目に留まるものだと思いますし、そもそもカラオケは世代問わずに行く場所で、盛り上がれる場所でもありますから、辛いことがあって発散したいというときにカラオケに行く人も多いと思うんです。そういう時にも流れていますし、曲と曲の合間に見ていただける機会があるのはありがたいと思います。

――どういうふうに届けていきたいですか?

 「DAM CHANNEL」そのものが、カラオケが好きな人が集まっている場所でもありますから、まずは歌ってほしいというのがあります。そのなかで、このチャンネルを通して初めて知るアーティストさんもいらっしゃると思います。ですので、音楽の幅を広げてもらえたら嬉しいです。「これ歌ってみたい」や「この人たち面白そう」、「聴いてみようか」とか。そういうふうにアーティストさんや楽曲と繋がれるきっかけになれたらいいなと思います。それと、私自身、ジャンル問わず音楽が凄く好きですが、私自身も、知らないアーティストさんや音楽はまだまだ沢山あると思いますので、勉強の場として取り組んでいきたいです。

小島梨里杏(撮影=冨田味我)

――収録を振り返っていかがですか?

 やっぱり「余裕です」と言えるほどの余裕はないです。まったくないです(笑)。MCは現在、Eテレで放送中の『天才てれびくんYOU』でも経験をしていますが、役割的に番組を進行するというよりも、少しお芝居の要素が強いんです。ですので実質、司会でインタビューをするのは今回が初めてで。こうして取材される側からする側になるのは不思議な感覚ですね(笑)。

――難しいところもありましたか?

 「DAM CHANNEL」はトークをしながら進行していくのですが、次の質問に行くときの切り替えが難しいなって思います。前もってこのアーティストさんには「ここは絶対に聴きたいな」というものを膨らませて、自分の頭の中に台本みたいな物を浮かべているんです。でもお話をしているなかで気になるところも出てきて。それはスムーズに質問はできるんですけど、先ほどの“絶対に逃してはいけない質問”を、話題を、いかにスムーズに切り替えられるかが難しくて。よくテレビでは、ボードが出て来て「続いてはこれ」「これは気になりますね」というのがありますが、こういう会話はそういうのができませんから。脈絡もなく突然質問したら戸惑うのではないかと思ったりして。でも、いざ自分がインタビューされる側になってみると「そういうことは気にしないで好きに質問してください」とも思って。ですので、自分を信じて果敢に取り組んでいきたいとも思っています。

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