4人組男性コーラスグループのDEEPが2月28日、ニューシングル「SING」を発売する。DEEPは、COLORを前身とし、現在のメンバーはTAKA、YUICHIRO、KEISEI、RYOの4人。COLOR時代から数え、昨年結成10周年を迎えた。彼らにとって 約2年ぶりとなる新曲は、この10年の活動で得たものを存分に発揮したものとなった。リーダーのTAKAが「凄く意味のある時間だった」と語った、9カ月間のアメリカ滞在を経て成長したメンバーたち。この10年で1番強い想いは「歌いたい」ということだという。彼らにとってこの2年間で変わったことは何だったのだろうか。「これまでの想いとこれからの想いがひとつにまとまった」という新作について、4人に今の心境を聞いた。【取材=小池直也/撮影=片山 拓】

2年間で感じた想い

――待ちに待った2年ぶりのニューシングルですね。

TAKA

TAKA デビュー10周年を迎えさせて頂きまして、渾身のラブソングです。10年の想いをこの曲に全て込めさせて頂いています。

YUICHIRO 今年でデビュー11周年目に入りました。それだけこの業界で活動できている事が嬉しいです。本当にファンの皆さんや、事務所のスタッフの皆さんの支えのおかげで約2年ぶりのシングルをリリースできます。ありがたく思っています。

RYO まずはファンの皆さんにお待たせしました、という想いがあります。今まで出したシングル以上に強い気持ちでリリースを迎えています。

KEISEI 今まで応援してくださった皆様だったり、一生懸命頑張っているけど上手くいかない事もあるな、という日本中の何かを追いかけている方にこの曲が伝われば良いなと思っています。

――この2年について皆さんが感じることは何かありましたか。

TAKA 僕とYUICHIROとKEISEIはニューヨークに9カ月間行かせて頂きました。RYOは国内に残って、日本とアメリカの架け橋になってくれていました。向こうでは色々な事も学ぶ事ができました。ライブもできましたし、レッスンも、本場の風を感じましたね。

 そのなかで、確かに日本の活動は少なくなってしまったんですけど、その分得る物はたくさんありました。長い間支えてくださったファンの方たちに「歌いたい」という気持ちを、歌に込めて伝えたいという想いが強くなっていったので、今回のリリースに至ります。凄く意味のある時間だったと感じますね。

YUICHIRO やっぱり9カ月間アメリカに住んだという経験ですね。若いうちだと留学とかできますけど、僕は35歳になってから出来た事が自分の財産になりましたね。向こうでも友達ができましたし、文化も知ることが出来ました。

――KEISEIさんも何かアメリカで感じた事はありましたか?

KEISEI 基本的に生きている馬力の様なものの種類が違うな、と感じましたね。向こうの人は感情的だし、動物的というか。何かを遠慮したりはあまりしなかったです。だから、楽しむ時は楽しむ。楽しい話をしている時は、もう行かなきゃいけない時間でも「早くしろ」と言わないんです。楽しんでいる感じを邪魔したくないんですかね。

 雰囲気を作るんですよ。自分の事をプロデューサーだと思っているんじゃないですかね。ある時カップルがいて、女の子だけ席に座っていたんですよ。そこで1人の男の人が立って、その彼氏に席を譲ったんです。その時席を譲った男の人のドヤ顔が「俺が座らせてやったぜ、この2人を!」という感じでした(笑)。

 そういう場面を見ると、やっぱりエンターテインメントの国なんだなと。日本だと「どうぞどうぞ」と譲ったら、そこまでのリアクションはとらないじゃないですか。

YUICHIRO 海外ドラマそのままな感じですよ。日本人は省エネな感じがしますね。アメリカの人は恥ずかしさとか、あまりないんだと思います。

KEISEI 僕も恥ずかしがっている人を見たのは2人だけ。40代後半くらいの方がダンスのフリースタイルを振られていて、そこで初めてシャイなアメリカ人の方をみました。結果踊っていましたけどね。ブラジル人が全員サッカー上手いわけではない、みたいな感じだと思いますが。