セガ制作・総指揮による女性向け新プロジェクト『Readyyy!』プロジェクトの制作発表会が14日に都内で開催され、大手声優事務所5社のオーディションより選ばれた、新人声優18人たちによる生ライブがおこなわれた。

 この日おこなわれたのは、昨年12月に発表されたプロジェクトの詳細発表で、企画は2016年6月より制作に入っていたという。ゲームは「思春期の少年の成長物語」をテーマとし、アイドルの卵たちがシェアハウスで共同生活し「思春期男子高校生の日常とアイドル活動に密着」するというコンセプトでストーリーが描かれる。

 物語の背景として鎌倉、極楽寺(江ノ電)、鎌倉商店街、由比ヶ浜、江ノ島などといった穏やかな風景や、物語の重要ポイントの一つである「ディアプロダクション」芸能事務所が置かれる場所として、表参道などが設定されている。なお、ストーリーについての詳細に関しては、3月14日におこなわれる予定となっている次のイベントにて発表されるという。

 メインキャラクターは5つのユニット、3つの学校にて構成され、プロジェクト発表前の2017年9月から、新人声優を対象としたオーディションが水面下で開始されており、10月に二次オーディション、2017年11月には第三次オーディションと見せかけたサプライズ合格発表が行われた。この日発表された合格者18人および所属ユニットは、以下のとおり。

1. SP!CA(スピカ):住谷哲栄※、長谷徳人、小宮逸人、遠藤淳、観世智顕
2. 摩天ロケット(マテンロケット):澤田龍一※、大町知広、服部想之介、梅田修一朗
3. Just 4U(ジャストフォーユー):黒木陽人※、古田一晟、安田駿、美藤大樹
4. RayGlanZ(レイグランツ):近衛秀馬※、小野将夢、三浦勝之
5. La-veritta(ラヴェリッタ):榊原優希※、田中文哉
(注=※はリーダー)

 楽曲はCHOKKAKU、知野芳彦、中西圭三、黒うさP、ONIGAWARA、SHIROSE from WHITE JAM、Macaroni&Cheese(ex-BACK-ON)、吟(BUSTED ROSE)ほか多数の著名な楽曲提供者より提供される。現在すでに27曲が制作進行中で、今後は毎月新曲を提供するという予定となっているという。

 今回、このゲームのために作られる楽曲について、セガの入江秀毅プロデューサーは「考えたのは、例えばコンビニや、CDショップに行った時に、普通にフロアにかかっても『これはどこのポップスグループ?』と思わせるような、クオリティの高い曲」と、高いスキルを持つ制作陣により作られていく楽曲に絶大な自信を見せている。

 この日披露されたのは、SP!CAの「Special Nu World」、RayGlanZの「GO NOW!」、Just 4Uの「大胆不敵に恋したい」、La-verittaの「BEAT IN LOVE」、摩天ロケットの「キミが見た空は」の5曲。

 住谷は「選んでいただいてどれくらい過ぎたか、忘れるくらい濃密な時間を過ごしてきました。自分も含め舞台は今日が初めてというメンバーが多い中で、頑張って練習して、今日ミス無く発表できたのがホッとしました」と発表の成功に肩の荷が下りたことを示しながら「これからこんなすごい作品、いい曲が出てくるので、もっと練習して。みんなに伝えられるようのにかんばっていきたいです」と意気込みを語る。

 澤田は「オーディション、合宿もあった中で『本当にこのプロジェクトは進行しているのか?』という不安があったけど、皆さんの前に立ったことで、ようやくスタートに立てたという実感が湧きました。プロデューサー、18人のキャストはじめ、みんなでいい作品にしていきたい」と本格的なプロジェクトのスタートに気持ちを高ぶらせている模様。

 また黒木は「ここまであっという間だったなと。合格発表からダンスや歌の練習で、時には喧嘩もして、でもようやくここでスタートできて清々しいというか、ここから始まるという気持ちでいっぱいです。これからもこの調子で行きたいと思います」とその志を語る。

 近衛も「ついにスタートしたなという感覚ですね。合宿を経て、この作品としても成長していきましたし、これからもそんな成長していく姿を披露していければと思います」と今後の躍進を誓う。

 そして榊原は「オーディションに合格して、この場に立つまでは、一瞬でありながら大変な部分もあったけど、皆さんに見ていただけて胸がいっぱいです。今後はもっともっと頑張るので、応援してください」とこれまでを感慨深く振り返りながら、今後への抱負を語っていた。

 この日正式なタイトルが『Readyyy!』プロジェクトとなったことが発表されている。このタイトルづけについて、入江プロデューサーは「『Ready Go!』といった言葉や、そういう意味合いを兼ねていますが、後ろについているyyyは、略されているもの。ザ・ビートルズの「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」が、頭文字を取って実際に“yyy”などと略されて表記されるケースがあるが、そこからもじって、みんなで“ワイワイ”して、“ヤアヤア”と前に進んで、いろんなところに行くというイメージを持ってつけました」とその命名の経緯を語っている。【取材・撮影=桂 伸也】