女優の桜田ひよりが、映画『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』で主演を務めている。映画では、「阿知賀女子学院麻雀部」という名義で、共演の5人と主題歌、挿入歌も歌っている。今回は桜田、そして、共演した女優の恒松祐里(19)にインタビュー。撮影を振り返ってもらうとともに、音楽への思いを聞いた。【取材・撮影=桂 伸也】

はじめに

 2016年にテレビドラマ(MBS、TBS系)、2017年には映画とメディアミックス化され話題を呼んだ人気漫画作品『咲-Saki-』のアナザーサイドストーリーの『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』が、主演に女優の桜田ひより(15)を迎え実写化した。

 麻雀を主題とした人気漫画の実写化で、さまざまな女子高生のチームが覇を競い合うというこの物語。映像では多くの出演者の中で女優、アイドル、グラビアアイドル、モデルとたくさんの個性的な出演者が集い、注目を浴びた前作に続き、本作も桜田を筆頭に女優の恒松、フェアリーズの伊藤萌々香(20)、SUPER☆GiRLSの渡邉幸愛(19)、私立恵比寿中学の中山莉子(17)らをメインチーム・阿知賀女子学院のメンバーとして迎え、それ以外にも多くの個性的な出演者が名を連ね、反響を呼んでいる。また、今回は高校女子麻雀界の頂点に立つプレーヤー・宮永照役として、前作で主演を務めた女優の浜辺美波が出演している。

 なお、本作では「阿知賀女子学院麻雀部」というクレジットで、この5人が、映画の主題歌「笑顔ノ花」と挿入歌「春~spring~」を歌っている。ちなみに『笑顔ノ花』は、前作に引き続きいて昨年芸能界を引退したみみめめMIMIのボーカリスト/コンポーザーのタカオユキが書き上げた楽曲。「春~spring~』は、ロックバンド・Hysteric Blue(ヒステリックブルー)の、1999年のヒット曲のカバーである。

大ヒットメディアミックスのアナザーサイドストーリー

 ドラマ『咲-Saki-』は、2006年から現在まで雑誌『ヤングガンガン』に連載されている、人気漫画作品を原作とした実写化作品。原作は、麻雀を主題とした作品としては異例の大ヒットを記録。『阿知賀編』は、本編のアナザーサイドストーリーとして連載がおこなわれている作品で、『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』も2017年末にドラマ化、2018年1月より映画編が公開された。

桜田ひよりと恒松祐里(撮影=桂 伸也)

 ストーリーは、前作のメインキャラクターの一人である女子高生麻雀プレーヤーの原村和(はらむらのどか:SUPER☆GiRLSの浅川梨奈が担当)が、幼少に過ごし麻雀と出会った奈良県の阿知賀を舞台に、和の幼馴染みであり親友の主人公・高鴨穏乃(たかかも しずの)らが、全国の頂点とともに和との再会を目指して奮闘する姿を描く。

 穏乃役を務めるのは、桜田。子役から活動を続け、2014年のドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)に出演するなど注目を浴び、本作で初主演を果たした。また穏乃と同じく和の友人であった新子憧(あたらし あこ)役にフェアリーズの伊藤、同じく幼馴染みの松実玄(まつみ・くろ)役に女優の恒松、玄の姉、松実宥(まつみ・ゆう)役にSUPER☆GiRLSの渡邉、そして穏乃たちの恩師でありコーチを務める赤土晴絵(あかど・はるえ)役に女優の南沢奈央、その晴絵に憧れ、麻雀部に入部する部長・鷺森灼(さぎもり・あらた)役を私立恵比寿中学の中山が務める。恒松も桜田と同じく子役時代から女優としての活動しており、2018年には『虹色デイズ』『3D彼女 リアルガール』と、メインキャストを務める作品が続くなど、顕著な活動を見せている。