5万5千人を占ってきたというタレントのゲッターズ飯田と、エンタメジャズバンドのCalmera(カルメラ)によるトーク&ジャズライブが話題だ。飯田の静岡凱旋ライブのチケットは即売り切れ、急きょ夜公演を設けた。占いトークを挟み、音楽を届ける異色ライブ。なぜこのような企画をおこなおうと思ったのか。仕掛け人のゲッターズ飯田に話を聞いた。【取材・撮影=木村陽仁】

 昨年、初開催され好評を集めた異色のコラボライブ。今年は規模を拡大して全国ツアー『ゲッターズ飯田×Calmera better fortune'n jazz 2018』として、先月26日・名古屋公演を皮切りにおこなわれている。飯田の地元である今月25日の静岡公演(静岡・アクトシティ浜松 中ホール)のチケットは即完売したことから急きょ、昼夜の二部公演での開催。その他の地域でも追加公演が続々と決まっている。

 飯田曰く、今年10月から運気が上がるというカルメラ、ブレイクも期待されているなかでの本ツアーでどのようなライブをみせるのか。飯田は現在、静岡朝日テレビで放送中の番組『コピンクス!2020』に出演中だが、その番組収録後にMusicVoiceの単独インタビューに答えた。その内容は以下の通り。

人の思い出は音楽で決まる

――カルメラとの音楽ライブをおこなおうと思った経緯は?

 この(占い)ノートを作れと言ってくれたマネージャーさんが独立されて、そこにカルメラがいたんですよ。恩返しができないまま現在に至ったので。

 その方が「カルメラって凄く良いんだよ」と言っていたので、聴いてみたら本当に良かったので「それじゃこの子達と組んでやってみよう」、「この子達を売ろう!」、「この子達をもっとたくさんの人達に知ってもらいたい」と思って。

 当然、実力がなかったら「ちょっと…」と断っていたかもしれないけど、ライブをみたら本当に良くて。楽しいし、面白い。僕が持っているジャズのイメージを変えてくれたというか、「あ! これもジャズのジャンルに入るんだ」と思って。

 ライブのなかでふざけるんですよ。コントみたいなものを入れたりとか。彼らは地元が関西だから関西ならではのパフォーマンスで。これまで僕は見たことがなかったので「これを広めたいな」と。恩人の方のこともあるし、自分が見て面白いと感じたこともあって。面白いものって伝えたくなるじゃないですか。面白いし、技術もあるし、CMの音楽や、(ピン芸人の祭典)R-1ぐらんぷりの音楽とかにも使われているから実力はある。それで、もうちょっと認知度を上げたいと思ったんです。

 あと「人の思い出って音楽で決まる」という話って知っていますか? 名ゲームには名音楽、名映画には名音楽、名ドラマには名音楽ある。「名」と呼ばれるもの、いわゆる有名、皆が認知しているものには絶対音楽があるんです。人の思い出と音楽は絶対リンクしてくるので、音がないと残らない。だから音楽は凄い。

 言葉って消えていくんですよね。「良いことを聞いたな~」と思ってもしばらくすると忘れるんですよ。でも音楽が入ると心に刻みやすくなる。音楽を聴くと思い出すとか、人の記憶力って不思議で音楽にある。それも欲しいなと思って。僕自身楽器が出来ないので…。それで、僕のトークライブで思い出として1個残しやすいようにカルメラにも参加してもらいました。

――カルメラを通してジャズのイメージが変わったとも話していました。

 カルメラがきっかけでジャズを聴くようになりました。もともと、バーで流れているというか、ちょっと小粋にウィスキーを飲みながらしれっと流れている、正直、BGMぐらいだと思っていたんです。

 でも、カルメラを聴いてから幅があるだんあなと思って。こういうのもジャズと言うんだと思って。それでジャズを聴くようになって、他の人のライブも行くようになって、そのなかでもカルメラが一番面白いかなって思って。

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