昨年大みそかに放送された『第68回NHK紅白歌合戦』について、NHK制作局エンターテインメント番組部の井上啓輔部長はこのほど、『「第68回NHK紅白歌合戦」を終えて』と題するコメントを発表した。以下は全文。

 ◇

 紅白歌合戦は、2016年の第67回から、東京オリンピック・パラリンピック開催前年の第70回まで「夢を歌おう」という共通のテーマを掲げ、「視聴者の皆さんの夢を応援する」歌の数々を魅力的にお伝えすることを目標に、チャレンジを重ねてきました。

 その2年目となる昨年末の第68回NHK紅白歌合戦では、初の試みとして、3名の司会陣と出場46組の歌手の皆さんに事前ロケに参加して頂き、渋谷の街を舞台に「グランドオープニング」VTRを制作。ファンタジックで高揚感に溢れる幕開けとなりました。

 また、総合司会の内村光良さん、紅白司会の有村架純さん、二宮和也さん3人の息の合った進行も番組を盛り上げてくれました。演出面では、審査員席を司会の真後ろに配置しました。各界からお越し頂いた今年を代表する審査員の皆さんの生き生きとしたリアクションが常に画面に映り、歌やパフォーマンスを一層輝かせてくれたと思います。

 セットには、4Kの映像に対応できる物を含め、これまでにない規模でLEDカーテンを配置。歌の世界を夢に溢れた映像で包みました。

 また番組の主役である46組の歌手の皆さんのパフォーマンスはまさに熱唱の連続で、渾身の歌唱は番組を大いに盛り上げてくれました。特別歌手の安室奈美恵さん、桑田佳祐さんお二人のシーンも大きなインパクトを残しました。

 連続テレビ小説「ひよっこ」、コント番組「LIFE!」などNHKの人気コンテンツとのコラボレーションも番組に新鮮な輝きを与えてくれました。全ての出演者の皆様、また事前の撮影や中継に御協力頂いた皆様のお陰で、多くの方々に楽しまれる紅白をお届けする事ができたと思っています。