NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』11代目うたのおにいさんを務めた横山だいすけが5日、都内でおこなわれたスマートフォン向けアプリ『だいすけお兄さんからの電話』のリリース発表と公開取材に臨んだ。この中で横山は「運動が苦手だった」という自身の過去を明かし、「うたのおにいさんになってから『動きが独特』と言われた事を逆手にとって、今はやっています。得意不得意はありますけど、それを個性にしていければ良い」とうたのおにいさんを務めた経験を経て、行き着いた心境を語った。

 このアプリは5日リリースとなるもの。季節に合わせた話や歌を聞かせることで、子供たちの豊かな心を育む事が目的となっている。仕様は、色々なコスチュームの横山から電話が掛かってくるものだ。公開取材の始まりは、アプリで使用されると思われる写真撮影から。横山のコミカルなポーズと大胆な変顔に現場からは笑いも漏れて、和気あいあいとしていた。

 撮影後は囲み取材がおこなわれた。まず横山はこのアプリについて「写真とメッセージが流れたり、歌を歌う動画があったり、色々と楽しめるものになっています」と説明。また、実際のアプリを操作しながら「子供たちに大人が教える事を、だいすけおにいさんが助けてあげる感じです。楽しみながら覚えて貰えたら、それが一番良い」と話した。

変顔を見せた横山だいすけ

 対象年齢について「メインはお子さんなんですけど、頑張っている親御さんとかへのメッセージも入っていたりします」とし、母親の方が真剣になってしまいそうという意見に対して「その辺はお任せします」と笑いながら答えた。

 また、今回登場した横山は「だいすけおにいマン」というヒーローの設定。横山は自身のブログで人気となった、このキャラの誕生秘話について「ブログで『幼稚園に行きたくない』という子供に悩んでいるコメントがあって。その時その子供が一歩踏み出せる様な何かがあると良いのかなと思って」と明かした。

 ブログ初登場時のだいすけおにいマンについては「マントはメイク用のケープをお借りして、その現場で生まれたという感じです。コメントをくれたお母さんからも『元気をもらいました』という意見を頂いて嬉しかったです」と述べた。

 イケメンなルックスとは対照的に、コミカルなポージングを披露していた事を指摘されると「ふふって笑っちゃうのが、子供たちとしては楽しめる要素なのかなと。結構強烈に変顔もやっています」とコメント。その後、改めて3パターンの変顔を報道陣に披露するサービスを見せた。「そんなにカットは多くなくて良いという話でしたが、撮っている間に皆盛り上がっちゃって」としてから、「こういう(衣裳)を着ちゃうとやりたくなっちゃって。必要以上に自分が楽しくなっちゃうんです」と語った。

 季節柄サンタクロースの話題になると、子どもたちには「ちゃんと来ます。だからお父さんお母さんの言う事をちゃんと聞くんだよ」、お母さんたちにも「きっと来ますよ」とコメント。さらに、横山は「運動が苦手だった」という自身の意外な過去を明かし、「うたのおにいさんになってから『動きが独特』と言われた事を逆手にとって今はやっています。得意不得意はありますけど、それを個性にしていければ良い」と話す。

 今年1年を振り返り、「あっという間に過ぎてしまった印象。アプリや声優、主題歌もやらせていただきました。楽しい事もありましたし、親御さんからのリアルな声も聞くことができました。沢山の事を得られたのでこれを来年、元気や楽しさを届けられる材料にしていきたいと思っています」と明るく話した。【取材・撮影=小池直也】