<記者コラム:オトゴト>
 日本テレビ系の音楽番組『バズリズム02』が発信するイベント『バズリズム LIVE 2017』が、4日と5日の2日間、神奈川・横浜アリーナでおこなわれた。4日はJ-POPなどのアーティストを中心に展開されたが、5日目はMy Hair is Bad、BLUE ENCOUNT、WANIMA、UVERworldなどのロックバンドが出演した。筆者もこの日会場に訪れており、ライブを観覧していたがその中でも心を鷲掴みにされたバンドがいた。それはオープニングアクトを務めたLenny code fictionだ。

 筆者は以前、オススメのバンドの一つとして彼らを挙げていたが、先日プライベートで『バズリズム LIVE 2017』に足を運んでおり、そのとき見たLenny code fictionのライブで感じた事をここに記したい。

 メンバーが各ポジションに着くと、Kandai(Dr)の力強いドラムを筆頭にソラ(Gt)がギターをかき鳴らし、Kazu(Ba)が腹の底に響かせるようなベースを弾く。そしてフロントマン・片桐航(Vo、Gt)の透明感とパワフルさを持った歌声が、場内に鳴り響いた。オープニングアクトだとはいえ、前座をも感じさせない迫力あるロックチューン。出だしから観客の心を奪い去る勢いで、彼らはステージに立っていた。

 ただでさえこの日は、彼らの先輩バンドUVERworldや、My Hair is Bad、BLUE ENCOUNT、WANIMAなどのフェス常連者が出演しているライブ。それにも関わらず、物怖じせず、堂々とした姿勢に、自分たちらしい音を魅せる彼らはどのバンドにも負けないくらい輝いていた。

 加えて、片桐が言った「この後、出演する素晴らしいバンドに追いつき追い越すために日々努力していきます!」という言葉が、とても私の心に響いた。なぜなら、夢を見続けている真っ直ぐな姿勢、そういった想いを恥ずかしげもなくさらけ出せるバンドが今でも存在してくれた事が嬉しかったからだ。彼らの今後の活躍に期待していきたい。【橋本美波】