<記者コラム:オトゴト>
 元SMAPの香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎が先日インターネットテレビ局・AbemaTVの『72時間ホンネテレビ』に出演、同時にInstagram、Twitter、YoutubeなどSNSデビューを果たして放送終了後もネットで大きな反響を呼んでいる。

 この番組には、現在オートレーサーとして活躍する元SMAPの森且行が3人と共演したり、堺正章をはじめ、俳優の山田孝之、山崎賢人など豪華ゲストの出演でも話題となった。

 今回はネット番組、そして世界と繋がるSNSをリアルタイムで大胆に駆使し、遂には「森くん」というワードをTwitter上で世界トレンド1位にしたということが一つのハイライトであるだろう。

 ここで私が個人的に注目したのは、彼らに向けて海外アーティストがSNSのアドバイスをしていたことだ。

 番組では、ブルゾンちえみのネタの使用曲「Dirty Work」を歌う、米歌手のオースティン・マホーンがビデオ出演。自身の成功にはYouTubeが大きく関わっていると言い、「歌であろうとダンスであろうと、投稿内容に一貫性を持って努力を重ねて投稿を続けること」が重要だとアドバイス。

 また、『モーニング・フェイズ』で第57回グラミー賞、最優秀アルバム賞を受賞した、米ミュージシャンのBeckは、72時間生放送について「結構ぶっ飛んだ企画だよね」とコメント。今年6月に発売した「WOW」ではInstagramでミュージックビデオを制作するなどSNSを巧みに利用している。Beckは3人に向けて「『Up All Night』という僕の曲を聞いたら、アドレナリンが出続けて起きていられるんじゃないかな。『一晩中起きていよう』と言う曲だから」とビデオメッセージを送った。

 さらにInstagramは、自分に何が見えているかを発信できて、多くの人々と交流できるツールだと語り、「InstagramでDMを送ってよ。アメリカに来たとき会えるかもしれないし」と気さくに声をかけた。

 この放送で感じたのは、SNSを通じて世界中のアーティストが気軽に知り合えて、一緒に作品も作れる可能性を大いに持っていることだ。現に元SMAP3人とオースティン・マホーンやBeckが共演する日は近いのかもしれない。【松尾模糊】