『コピンクス!2020』のナレーション収録に臨んだ左から藤巻直哉、浅川梨奈、ゲッターズ飯田

 SUPER☆GiRLSの浅川梨奈(18)が、原点とも言える『コピンクス』に戻ってくる。静岡朝日テレビの情報番組『コピンクス』の新シリーズ『コピンクス!2020』のナレーションを務めることが決まり、その収録が9月某日、都内でおこなわれた。久々に番組に帰ってきた浅川は「声を入れたキャラクターが動くところを観るのが嬉しい」と手応えをのぞかせるとともに、いつか声優にも挑戦したいとその夢を明かした。

アドリブにも素早く対応

初のナレーション録りに緊張気味のゲッターズ飯田

 2011年から放送が始まった『コピンクス』シリーズは、映画や演劇・音楽、静岡県内企業の新商品紹介や最新トレンドなどを紹介している情報番組。番組のアニメキャラクター「コピンク」として宮本佳林(Juice=Juice)や、廣川奈々聖(わーすた)を輩出した前身番組『コピンクス!』(2011年4月~2016年3月)で2代目コピンクを浅川が務め、グラビアをはじめ、女優としてテレビや映画にも出演するなど現在のブレイクのきっかけを掴んだ。9月までの『コピンクス COSMOS』では「サオリ」としてつばきファクトリーの小野田紗栞(15)が、「ユメリ」としてSUPER☆GiRLSの阿部夢梨(15)が、それぞれメインキャラクターの声を担当していた。

 そうした中、10月10日放送分からは『コピンクス!2020』としてリニューアル。また、2018年に開局40周年を迎える静岡朝日テレビのタイミングに合わせて、来年4月放送分から登場予定の4代目コピンクを約半年間に渡り選定するとのこと。その間を浅川が「ナナ」、占いタレントで静岡出身のゲッターズ飯田が「レッドマスク」、藤岡藤巻として大橋のぞみと『崖の上のポニョ』の主題歌を歌った歌手で映画プロデューサーの藤巻直哉が「おじさん」というキャラクターとしてナレーションをおこなうことになった。

本番に真剣な表情で臨む浅川梨奈

 この日は都内のスタジオでそのナレーション撮りがおこなわれた。参加したのは浅川とゲッターズ飯田、そして、藤巻。2代目コピンクとしてナレーション撮りは経験済の浅川。スタジオでもスタッフたちと談笑しながら、リラックスした姿で緊張感は見受けられなかった。

 録音ブースに3人が揃って入り、収録をおこなう。台本を持ちつつスタッフがセッティングしている合間にも初ナレーションで少し緊張気味のゲッターズ飯田が緊張をほぐすように話しかけ、浅川と藤巻が笑顔で応える姿が印象的だった。

 マイク前に設置されている録音をしらせる赤いランプが点灯すると、3人も真剣な表情を見せて台本を見つめてナレーションをおこなう。中でも浅川は、談笑していたその声の主とは思えないくらい、キャラクターに成りきったトーンで藤巻も「声優さんかと思った」と舌を巻いたほど。

 台本にはない、アドリブも数多く収録された。一日のラッキーアイテムをゲッターズ飯田が発表し、そのアイテムに対し2人が掛け合うというアドリブでは浅川がその場で初めて聞いたとは思えないような咄嗟の反応に、藤巻が驚きながらもマイペースに返す。

 そのやり取りが絶妙で、スタッフからも笑いが起こり終始和やかな雰囲気で収録は進んだ。

いつか声優に挑戦したい

和やかな雰囲気で収録は進んだ

 収録を終え、ゲッターズ飯田は「ナレーション初めてなんで、緊張じゃないですけど変な感じしますね。浅川さんも藤巻さんも、慣れてますから。浅川さんは女優さんですから」とコメントすると、浅川は「いやいやいや、やめて下さい、本当に!(笑)」と照れながらツッコむ。『平成狸合戦ぽんぽこ』など、ジブリ作品に声優として参加している藤巻も「慣れてないよ。滑舌悪いし、頭回転しないし」と謙遜。

 初めてのナレーション収録を経験した、ゲッターズ飯田は「いい勉強になりました」と収録を振り返った。

 また、浅川は「私は声優さんのお仕事もやってみたいな、と思っていて。そう思えたキッカケも2代目コピンクの声をやらせて頂けたからであって、こうやってまた声を入れさせて頂いてとても楽しかったですし。アドリブがあったんですけど、そこは大先輩の藤巻さんが、どんな時も笑いを取って下さって凄く心強かったです」と今回の収録に満足した様子。

 その藤巻は「本当に還暦過ぎて、あとは死ぬのを待つだけなんで(笑)。非常に嬉しいです。声かけて下さって、若い人たちとこういう風にやれて、長生きはするもんだなあと思います」と笑顔を見せた。

3人が声を務めるキャラクター

 『ラブライブ!』や『進撃の巨人』、『恋と嘘』などのアニメやゲームが好きだという浅川。「自分もいつか声を入れたキャラクターが動くところを見たいな、と思っていて。2代目コピンクが動くところを観るのが嬉しかったので、いつかアニメの声優もやってみたい」と今回のナレーションを終え、より声優への憧れを強めた様だ。

 浅川との掛け合いを体験した藤巻は「“声優声(せいゆうごえ)”だよね。絶対声優で成功するんじゃないですか? (声優の)水樹奈々さんとか超えられるんじゃないですか」と浅川の声優デビューも夢ではないと言及。

ゲッターズ飯田は「声優さんは僕、たくさん占ってまして…声優か~(笑)。18歳で運命が変わる星を持ってて、23歳でまた運勢が変わると思うので。今やっていることが5年後に何かつながる可能性は十分あります。ただ、浅川さん、複数同時が不得意なタイプだと思うので何か一つに絞ったらいいと思います」と彼らしいアドバイスを送った。

 浅川をはじめとしてブレイクする新人アイドルの登竜門ともいわれる『コピンクス』シリーズ。番組の担当者は「すでに候補者数名にはオファー相談を始めています」と語っており、4代目コピンクに誰が起用されるのかも今後注目したい。

 また今回の番組テーマ曲は、同じく『コピンクス』ゆかりのアイドルグループ・夢みるアドレセンスの「Exceeeed!!」(読み:エクシード)。11月15日に発売となる両A面シングルの1曲で、SCANDALのMAMIが初めて他のアーティストに提供した、疾走感のあるバンドサウンドと『今を軽やかに超えて行こう』と言う歌詞が印象的な楽曲。『コピンクス!2020』は10月10日23時10分から静岡朝日テレビで放送開始予定。

【取材・撮影=松尾模糊】

番組情報

番組『コピンクス!2020』
http://www.satv.co.jp/0300program/0095pinkss/

静岡朝日テレビホームページ
http://www.satv.co.jp/