ライブの模様

 欅坂46が22日・23日、山梨・富士急ハイランド・コニファーフォレストで初の野外ワンマンライブ『欅共和国 2017』を開催した。

 MusicVoiceは23日の公演を取材。高さ10メートルほどまで吹き上がる噴水や、花火を打ち上げる演出など野外公演ならではの演出で華やかなステージを見せた。彼女たちの人気はそのグループとしての統率力にある一方、それぞれの個性が生かされた派生ユニットにあるのではないだろうか。

 欅坂46は2015年の8月に活動を開始。16年1月に国立代々木競技場第一体育館で開催された『ニッポン放送 LIVE EXPO TOKYO 2016 ALL LIVE NIPPON VOL.4』でオープニングアクトとして初のライブパフォーマンスを披露している。

 同年4月に「サイレントマジョリティー」でデビュー。初週に約26万枚を売り上げ、オリコン1位を獲得。その年の『NHK紅白歌合戦』に初出場し、同曲を披露。勢いのあるアイドルグループだ。

 欅坂と言えば、そのキレのある、一糸乱れぬダンスが目を引く。そのほとんどの楽曲を世界的ダンサー・TAKAHIROが担当している。この日もオープニングから、マーチングのリズムに乗って、メンバーそれぞれが旗を用いたダンスを披露。彼女たちの息の合ったダンスは、相当の練習量を思わせるほど完璧な仕上がりだった。

 もう一つ、彼女たちの大きな魅力は多彩な派生ユニットだ。けやき坂46(ひらがなけやき)を始め、青空とMARRY、ななちゃんず、そして五人囃子や156など、『真っ白なものは汚したくなる』に収録された楽曲から、さらに新ユニットも誕生している。

 この日は、欅坂46、けやき坂46の長濱ねる(18)のソロや、けやき坂46のパフォーマンスでステージの色の違いを見せていた様子が印象的だった。欅坂46の志田愛佳(18)、菅井友香(21)、守屋茜(19)、渡辺梨加(22)、渡邉理佐(18)から成る青空とMARRYの「割れたスマホ」では腰をくねらすなど、妖艶なダンスパフォーマンスも見せ、他のユニットとハッキリとした路線の違いを見せていた。

 デビューから僅か2年だが、その人気を早くも不動のものとしている彼女たち。新たに生まれた派生ユニットが今後どの様にその色を見せていくのか、その多彩さで更なるファンを獲得していくことは間違いないだろう。

(取材=松尾模糊)