横山だいすけ
(C)2017 BANDAI/The Bears’ School Movie Project、(C)2017 Genki Kawamura & Kenjiro Sano / Tinny Movie Project

 NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』11代目うたのおにいさん、横山だいすけのソロCDデビュー曲「さよならだよ、ミスター」(8月23日発売)が、人気絵本シリーズを映画化した『映画くまのがっこう&ふうせんいぬティニー』(8月25日公開)の主題歌に起用された。真っ直ぐな歌声と人柄で人気を集める“だいすけおにいさん”。今回の起用理由、そして魅力を関係者に聞いた。

 横山が歌う同主題歌は、作品の世界観に寄り添うように「親から子へ贈る“旅立ちのエール”」をテーマにした、壮大かつ感動的なメッセージソング。いきものがかりの水野良樹が作詞作曲を、蔦谷好位置がサウンドプロデュースと編曲を手掛け、フィギュアスケーターとしても活躍する女優の本田紗来がコーラスとして参加している。

 横山と言えば、NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』うたのおにいさんを歴代最長の9年間務め、今年3月に惜しまれながら卒業。卒業後には「だいすけロス」という社会現象が起こり、4月末に開設した公式ブログでは読者数が15万人を超えるなど、高い人気を誇る。

 その人気の原動力となっているのは優しい人柄と真っ直ぐな歌声だ。ある音楽関係者は横山の歌声を「ストレートな歌声が魅力だが、コンサートでは振付があるなかで長時間歌っていても最後まで音程は安定していてずれない。こうした歌唱力も魅力の一つ」と評価している。

 その横山であれば、今回の「さよならだよ、ミスター」も十分に期待ができるが、改めてなぜ今回の映画主題歌に起用したのか、そして、その魅力とは何か、という点を、同映画のプロデューサーで、株式会社クラフターの取締役、石井朋彦氏から回答を得た。

横山だいすけといきものがかりの水野良樹、女優の本田紗来
(C)2017 BANDAI/The Bears’ School Movie Project、(C)2017 Genki Kawamura & Kenjiro Sano / Tinny Movie Project

 石井氏は起用理由について以下の通りにコメントしている。

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 『くまのがっこう』『ふうせんいぬティニー』という、世代を越えて愛される作品の主題歌を選ぶにあたって、どなたに歌って頂くかは作品制作当初よりの大きな課題でした。

 「時代に流されない、普遍的なメッセージを歌い上げる事が出来るアーティストは誰か」

 原作者のあいはらさん、川村さん、両作品の監督と議論を重ねる中、この春NHKの11代目「うたのおにいさん」を卒業した横山さんの名前があがり、全員一致でオファーさせて頂きました。

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 また、その魅力についてはこう述べた。

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 横山さんはいつも全力投球。収録の当日、横山さんはこう仰っていました。「こどもは、大人が本気なのか、そうじゃないのかがすぐわかるんです。こっちが全力投球でのぞまないと、こどもには伝わってしまうから……」

 「いきものがかり」の水野良樹さんが作詞・作曲された「さよならだよ、ミスター」のテーマは、「親から子へ贈る“旅立ちのエール”」。横山さんが魂をこめて歌い上げた応援歌がこの夏、日本中に響き渡る事を願ってやみません。

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 真っ直ぐな人柄と歌声で子供だけでなく、その親からも人気を集める横山だいすけ。幅広い世代から支持を集める理由のなかに、常に真摯に向き合い、全力投球で対峙する、その眼差し、姿勢があると言える。

 ◆横山だいすけ 千葉県出身。2006年に国立音楽大学音楽学部声楽学科を卒業。幼い頃から歌が大好きで、小学校3年生から大学卒業まで合唱を続ける。劇団四季時代は『ライオンキング』等の舞台に出演。その後、幼い頃からの夢であったNHK Eテレ『おかあさんといっしょ』のうたのおにいさんを2008年から2017年3月まで務める。うたのおにいさんとして9年間の歴代最長出演記録を持つ。4月末に開始したオフィシャルブログは早々に登録が10万人を超え、改めて人気が裏付けられる結果となった。※現在は15万人を突破。

CD情報

CDタイトル「さよならだよ、ミスター」
発売日:2017年8月23日
FT-63253
1080円(税込)

収録内容
M-1. さよならだよ、ミスター
M-2. さよならだよ、ミスター カラオケver.
うた:横山だいすけ
コーラス:本田紗来
作詞・作曲:水野良樹
サウンドプロデュース&編曲:蔦谷好位置(agehasprings)

映画情報

「映画くまのがっこう&ふうせんいぬティニー」

<映画くまのがっこう パティシエ・ジャッキーとおひさまのスイーツ>
原作:絵本シリーズ「くまのがっこう」(文:あいはらひろゆき 絵:あだちなみ 出版:ブロンズ新社)
監督:児玉徹郎
脚本:あいはらひろゆき
美術監督:日野香諸里
音楽:浜渦正志
アニメーション制作:BN Pictures
製作:映画くまのがっこう製作委員会
▽ストーリー
みんなのスイーツをひとりで食べてしまったジャッキー。おにいちゃんたちに怒られて、とびだした先で出会ったのは見習いパティシエの女の子、ミンディでした。スイーツが大好きなジャッキーは、ミンディのおばあちゃんがパティシエをやっているスイーツ屋さん、「スイーツランド」でミンディといっしょにパティシエの修行をすることに。しかし、この「スイーツランド」を村の村長が乗っ取ろうと企んでいて…。原作に登場するキャラクターはもちろん、個性ゆたかな映画オリジナルキャラクターたちがくりひろげる、あったかで、ちょっぴりせつない物語。

<映画ふうせんいぬティニー なんだかふしぎなきょうりゅうのくに!>
原作:川村元気 佐野研二郎
監督:稲葉大樹
脚本:うえのきみこ
演出:酒井浩史、大桃洋祐、松村麻郁、徳永真利子
音楽・効果:中岡将二郎
アニメーション制作:クラフター
製作:映画ふうせんいぬティニー製作委員会
▽ストーリー
ある日、ティニーとニティがお庭で遊んでいると、突然空からふうせん卵が落ちてきた。割れた卵から出てきたのは、なんと、ふうせん恐竜の赤ちゃんトリィ! 「パパ! ママ!」生まれて初めて目にした、ティニーとニティのことを 「パパ」「ママ」と勘違いしてしまった! ティニーたちは、トリィの本当のパパとママを探すために、再び雲の上の、ふうせんどうぶつの世界へ向かい、忘れん坊のラビィや仲間たちと再会する。金色の入道雲を抜けると…そこはふうせん恐竜の世界! ふうせん恐竜の新しい仲間たちに助けられながら、ティニーたちはトリィの故郷・トリケラトプスの国に辿り着く。ところが、そこにはパパとママはおらず、たくさんのふうせん恐竜の卵が盗まれる、謎の事件が起こっていた─。トリィは、パパとママに会えるのか? ふうせんいぬティニーの大冒険、はじまりはじまり。子どもは笑って、おとなは泣ける。「なんだか、ふしぎ」な物語。

配給:東宝映像事業部