先輩のちょっとずつ盗んでくる

TAKUYA

――キャリアといえば、TAKUYAさんは様々な方と共演されています。例えば布袋寅泰さんや、先日お亡くなりになってしまったムッシュかまやつさんなど。そういった方々との共演から得たのもありますか?

 やっぱり先輩の良い芸を横から見ていて盗める事もあるし、ライブの時の立ち振る舞いとか、先輩方の芸をちょっとずつ盗んできて出来ているのが僕なので。

――布袋寅泰さんと一緒にやった時の演奏が個人的に印象的でした。お二人でカッティングバトルをしたり、ステージ上でどういった意思疎通をしているかという事が興味深いです。

 布袋さんがどう思ってくれたのかは分からないけど、あの時はみんな演奏が凄く良かったし、いわゆる“与えられた任務”を全うするスタジオミュージシャンとかではなくて、「隙あらば」というギラギラした個性の出し合いだったんですよ。

 布袋さんは一番パーフェクトに良い演奏をされる訳なんですけど、その演奏でガツンと来られた後に僕がやる事はもっとカッコ良くなければならないという、良い相乗効果ですよね。ライブをやっている中でも、横で聴いていても「そこでそういう風にやるんだな」というのが影響される所もありますし、そういった面がたくさんあったライブでした。

――そういったスピリットがTAKUYA and the Cloud Collectorsのメンバー間に反映されている事もある?

 まだ無いですね(笑)。

――ではどういった意識でステージに立たれていますか?

 意識的にはかどは唯一、僕に近いと思うけど、あとの2人はまだまだ。だから“TAKUYA and”と付けているんですけど。

――いずれは“TAKUYA and”は外れて「Cloud Collectors」というバンド名になる可能性も?

 せめてみんな英語が出来ないとね。

――英語ですか。TAKUYAさんはどのように英語を学ばれたのですか?

 色んな所でですね。イギリスに住んでいたという事もありますし。

――現地に行った方が覚えるのは早いですか?

 どうでしょうね。アメリカの英語とか、地域によっても違うと思いますし。常に使っていれば良いんじゃないですかね? 日本に居ても、友達が外国人だったりしたら英語で喋っていたら練習になるだろうし。

――TAKUYA and the Cloud Collectorsをこれから活動して行くにあたって、メンバー全員が英語が出来ないとダメ?

 アジアとかでも中国語だったりタイ語だったり、タガログ語などあるんですけど、ミュージシャンはみんな英語が喋れる。日本人だけかな、あまり出来ないのは。基本、英語が喋れない人はミュージシャンとして認めてない。“ローカル野郎”ですよ(笑)。

――バンドでも重要?

 バンドだったらそこまで重要じゃないと思います。ミュージシャン個人としてです。

――日本にいると日本語で溢れているので難しかったりしますよね。

 意識の違いかな…。そういうのは全部言い訳で。

――その意識を変えるためにやっている事はありますか?

 自分が欲しいものをハッキリさせて、言い訳をしない事です。

――欲しいものや目標がハッキリしていないという風潮があると思います。それに対してはどう思われますか?

 他の人がそうあればあるほど僕がチャンスというだけなので、ドンドンそうなったら良いんじゃないかなと思います(笑)。

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