スペシャルトークショーに出席した久保田利伸

 シンガーソングライターの久保田利伸(54)が19日、都内でおこなわれた、Netfixのオリジナルドラマ『ゲットダウン・パート2』のスペシャルトークショーに出席。ディスコに初めて通った30年前を振り返るとともに、アメリカでの体験やドラマの見どころなどを語った。

 『ゲットダウン』は、『ロミオ+ジュリエット』や『ムーラン・ルージュ』などで知られる映画監督のバズ・ラーマン氏による初ドラマシリーズ。70年代後半の米ニューヨークを舞台に、ヒップホップを始めとする新たなダンス・ムーブメント誕生の瞬間を、5人の若者たちの成長を通して描く音楽ドラマ。ヒップホップの創始者と呼ばれるクール・ハーク、アフリカ・バンバータ、グランドマスター・フラッシュという伝説のDJたちもコンサルタントとして参加している。

 本作の舞台であるニューヨークを拠点に活動した期間も長い久保田はイベントのために来日。まず、本作について「タイトルがいい。僕も自分の曲の中でもよく『ゲットダウン』を使うんです」と語り、「僕の好きなものばかりが出てくる。古いオールドスクールのファンクソウルミュージックも出てくるし、もちろんヒップホップ、ブレイクダンス、グラフィティ、ラップ、DJ。そして、ラブストーリーもある」と述べた。

 物語には恋愛も描かれており、これまでに多くの“ヒット”ライブソングを生み出してきた久保田は「『ゲットダウン』の中で一番目立つのが、主人公たちの青春の恋。見ていて照れくさいような“あるある!”という共感ができる色んな部分がある」とも。

 更に「このドラマの中ではサイドストーリーとして、大人たちの恋も入っていて。ラブストーリーとして見るだけでもかなり見応えがあります」と音楽だけではない見どころも明かした。

 『ゲットダウン・パート1』では、主人公が初めてディスコに行き衝撃を受けるというシーンがある。久保田はこれに触れて「僕が初めてディスコに行ったのは30年以上前。当時は毎週1回行ってました。夜7時前後ぐらいから行って閉店までいた。食べ物もケータリングなのでタダで食べれるんですよ。なのでなるべく早く行ってご飯を食べて、ディスコで遊んでました」と懐かしく当時を振り返った。

 また、話題は最近の出来事に。スパニッシュ・ハーレムという地域で「車を降りたら、お巡りさんと泥棒のチェイシング(追跡)に遭遇した」と語り、「やべーなと思いながら避けて歩いたんですけど、ピストルが転がってきたりしましたね」と恐怖体験を明かした。

 ニューヨーク進出を目指す若者へのアドバイスとしては「行くだけでOKだと思うんですけど、“行こうかな”という気持ちではいけない。“行くぞ”という気持ちがないと」とアドバイス。

 更に「コミュニケーションも、勇気を持って取ること。特にロサンゼルスとはパーティーがいっぱいあって、そこに遊びに行けば人との出会いや仕事に繋がる。でも僕はそれが嫌いで…。もっとパーティーに出ていればスムーズにアメリカでやれていたかなって思う。だから行ってみようという気持ちがある人は、嫌でもパーティーに出た方がいい」とアメリカでの成功の秘訣を紹介した。(取材・撮影=橋本美波)