舞台挨拶をおこなった内村光良、長澤まさみ、スキマスイッチ大橋卓弥、坂本真綾ら

 スキマスイッチの大橋卓弥と、歌手で女優の坂本真綾、音楽プロデューサーの蔦谷好位置らが18日、米アニメーション映画『SING/シング』(日本語吹替版)の公開記念舞台挨拶に臨んだ。このなかで大橋は、初演技について「僕も両親に反対されながら上京して、音楽を続けてきた。その辺を重ね合わせて自分なりに演じてみました」と話した。

 『SING/シング』は人間世界とよく似た、動物だけが暮らす世界が舞台。主人公のコアラ、バスターが倒産寸前の劇場の再起を賭けて、世界最高の歌手オーディションの開催を企画するというもの。エンディング曲はスティーヴィー・ワンダーが担当し、劇中ではレディ・ガガ、ビートルズ、フランク・シナトラなどの曲が披露される。

 米でも豪華な声優陣が話題となった同映画だが、日本でもMISIAや、ラッパーのMC☆ニガリa.k.a赤い稲妻、Rude-αといったアーティストも起用されるなど、豪華な顔ぶれとなっている。

 今回の舞台挨拶には、その日本語吹替版を担当した、内村光良、長澤まさみ、トレンディエンジェル・斎藤司、山寺宏一、宮野真守、大地真央、そして、前記の大橋、坂本、日本語版音楽プロデューサーを務めた蔦谷好位置が出席した。

スキマスイッチ大橋卓弥

 大橋は「声優はもちろん、お芝居も初めてという事で。色々と戸惑った事もあるんですけど、ジョニー(役名)と同じで僕も両親に反対されながら上京して、音楽を続けてきたので。その辺を重ね合わせて、自分なりに演じてみました」とコメント。

 初めての演技について大橋は「全てが大変でした。歌の方は本業なので、何とか頑張れるかなと思ったんですけど。セリフの方は『僕のままでいい』と監督さんにも言って頂いたので、あまり考えずに現場に臨みましたが、めちゃくちゃ難しくて。絵に合わせて『距離感を出す』話し方というのが、最初は意味がわかりませんでしたね。難しかったですけど、アドバイスを頂きながら頑張りました」と述べた。

 坂本は「観ていて元気になれる映画で、どのキャラクターも大好きになりました。家族の事を優先して自分の時間がない、お母さんたちに観て欲しいと思います。是非ご覧ください、というか皆さんもう観たんですよね(笑)」と和やかに話した。

 8日におこなわれたジャパンプレミアでは、斎藤と山寺、大橋が、それぞれ生パフォーマンスを披露している。それを実際に観客席の後ろで観ていたという内村は、その三者へ三様の賛辞を送った。このなかで大橋については「大橋さんがビートルズとエルトン・ジョンの2曲で締めてくれた」とした。これを受け大橋は「それまでは凄い緊張してたんですけど、自分のライブみたいにテンションが上がって、楽しませて頂きました」と返答した。

坂本真綾

 坂本は、格好良いと思ったキャラクターについて問われると「私は全編を通して、あのコアラ…。名前なんでしたっけ?」と内村演じる、主人公のバスターの名前をど忘れ。それを内村、斎藤らに突っ込まれて、会場は笑いに包まれた。これには坂本も平謝り。内村は「コアラのマーチでいいよ」とユーモアを見せた。

 これからの夢については、「(既に公開が決定している)次回作から外れない」(蔦谷)、「世界一周したい」(坂本)、「ジャズライブをやりたい」(山寺)、「紅白出場」(斎藤)、「海外でコンサートしたい」(大橋)、「山寺さんのライブに行きたい」(長澤)などがそれぞれ挙がった。そして、内村は「僕の役名がバスター・ムーンだという事を知ってほしい」と再度、坂本をいじるリップサービス。

 舞台挨拶は、最後に内村が「楽しいひと時でした。面白かったら皆さんも2回、3回と観て頂けたらなと。私も劇場の1番後ろの席で誰にも気づかれずに観たいと思いますので、ぜひ何度も見て頂きたいと思います」とメッセージを送り、幕を閉じた。(取材・撮影=小池直也)