任命式に出席した、左から北側一雄氏、蔭山秀一氏、竹山修身市長、レキシ、松井一郎府知事、銀シャリ(撮影・松尾模糊)

 ミュージシャンのレキシ(池田貴史)が3日、都内でおこなわれた「世界文化遺産登録推進応援大使」任命式に出席。大阪府にある、「百舌鳥・古市古墳群(もず・ふるいちこふんぐん)」の世界文化遺産登録を推進する「世界文化遺産登録推進応援大使」に就任した。大阪府知事の松井一郎氏から任命証を受け取ったレキシは「このような大使に任命される為に活動してきたようなものです。ミュージシャン冥利に尽きます」と就任を喜んだ。

 この任命式は大阪の南部、堺市、羽曳野市、藤井寺市にある「百舌鳥・古市古墳群」を世界文化遺産登録を目指しより広く古墳群の魅力を発信するためにおこなわれたもの。2012年12月にリリースした『レキミ』収録の楽曲「古墳へGO!」など、日本の歴史的遺産を用いた楽曲で人気のあるミュージシャンのレキシが「世界文化遺産登録推進応援大使」に任命された。

 百舌鳥・古市古墳群は「仁徳天皇陵古墳」をはじめ「応神天皇陵古墳」など、古墳文化を代表する古墳群。

 この日司会を務めた、お笑いコンビ・銀シャリの鰻和弘は「地元で、よく行っていました。古墳好きです」と古墳が馴染みの場所であるとコメント。

恵方巻を頬張る左から竹山修身市長、レキシ、松井一郎府知事、銀シャリ(撮影・松尾模糊)

 任命式に出席した、大阪府知事の松井一郎氏は「百舌鳥・古市古墳群を世界文化遺産に登録するために活動しております。仁徳天皇陵は教科書にも載っておりますし、有名なんですが、なかなかそれが大阪にあるということが知られていないのが現状です。今年は何としても国内推薦にまず選ばれるよう、是非、皆様のお力をお借りして文化遺産に登録を目指していきたい」と挨拶。

 竹山修身(たけやま・おさみ)堺市長は「私たちは1600年の長きにわたり、仁徳さん、応神さんと親しみを込めて呼んでおります。市民にとって誇りであります。是非、この誇りを世界の皆さんに知って頂きたいと思います」と世界文化遺産登録に向け、意気込みを述べた。

 世界文化遺産登録をサポートする、株式会社・三井住友銀行の取締役副会長である蔭山秀一氏は「我々、同友会を中心に関西の経済界も、百舌鳥・古市古墳群を世界文化遺産に登録するため活動しております。どうぞ皆様のお力添えよろしくお願い致します」と会場に呼び掛けた。

 また、「『百舌鳥・古市古墳群』の世界文化遺産登録を推進する議員連盟」の幹事長を務める、北側一雄衆議院議員は「谷垣さんと竹山市長と一緒に仁徳天皇陵の中には入らせていただきました。その時にこれはただのお墓じゃないんだ、建造物なんだと思いました。ですから、きちんと整備しないといけません」と谷垣禎一(たにがき・さだかず)衆議院議員と竹山市長とともに古墳を訪れたことを振り返り、世界文化遺産登録への意義を訴えた。

 任命証を受け取ったレキシは「本当にこういう大使に任命される為に活動してきたようなものです。ミュージシャン冥利に尽きます」と今回の大使任命を喜んだ。

 任命式後はレキシ、松井府知事、竹山市長、銀シャリが囲み取材に応じた。松井氏は「最強の応援大使を得ました」と笑みを浮かべ、竹山氏は「レキシさんに古墳群も太鼓判を押して頂いたので心強いです」とコメント。

 レキシは、銀シャリの2人に作詞、作曲、ドラムとベースを担当してもらいたいと提案し、「夏フェス出ましょう!」と今回の任命式をきっかけに、コラボレーションの可能性を示唆した。

 また、2月3日の節分に因み、今年の吉とされる方角・北北西を5人で向き、恵方巻を頬張った。(取材・松尾模糊)