RADWIMPSのボーカル、野田洋次郎が10日に自身のツイッターを更新。8日放送のテレビ朝日系『題名のない音楽会』で、映画『君の名は。』のテーマ曲メドレーがオーケストラ演奏されたことを受け、「とても愛のあるアレンジで素敵でした」などと感激の声を挙げている。番組の反響は大きく、放送当日にはトレンド入りも果たしている。

 8日の『題名のない音楽会』では「テーマ曲の秘密を知る音楽会」との題目で演奏を実施。映画「君の名は。」が取り上げられ、監督を務めた新海誠氏が出演していた。

 司会者からテーマ曲が4つあることを紹介された新海監督は、テーマ曲を制作した野田とコミュニケーションを取りながら映画作りをおこなったことを語り、「洋次郎さんの曲を聞いていたら、この曲の、この言葉が、キャラクターの台詞かもしれないと」と野田の楽曲にインスピレーションを受けながら制作を進めたことを紹介。

 そして、「キャラクターがしゃべっていなくても、ここでこの歌詞を聞かせれば、何かメッセージが観客に伝わる。4曲主題歌として、少し過剰かもしれませんが使いましょうと」と決断していったことを話した。

 ナレーションでは、新海監督が主人公やヒロインの気持ちを歌ったかのような歌詞に触発され、歌詞や曲とリンクするように主人公の台詞やストーリを変更したことを紹介。新海監督は「映画の手触りを決めるのは音楽のテンポ感やボーカルの力だと思う」と、映画における音楽の大切さに言及していた。

 『君の名は。』で使用されたRADWIMPSのテーマ曲は「夢灯籠」「前前前世」「スパークル」「なんでもないや」の4曲で、番組ではオーケストラによるメドレーで演奏。各曲の冒頭には実際の映像が映し出され、ストーリーとシンクロする様子を提示しながら、ピアノやチェロ、サックス、バイオリンなどにより優美な音が奏でられた。

 番組が放送された8日に、野田はツイッターで「題名のない音楽会みたかった、、」とコメント。見逃していたことを残念そうに綴っていたが、10日に「題名のない音楽会、君の名はメドレー遅ればせながら見させて頂きました」と視聴できたことを報告した。

 野田はオーケストラによる演奏に感激した様子で、「とても愛のあるアレンジで素敵でした。ありがとうございます!」と感謝のコメントを寄せた。

 さらに野田は、楽曲にまつわる秘話も打ち明ける。「実はまだ映画の公開前に、これだけストリングスアレンジの曲があるから劇中の全曲を網羅したらフルオーケストラのコンサートをやりたいと提案していたのでした」と、オーケストラによる演奏を企図していたことを明かした。

 ただ、「時間や設備の問題で泣く泣く断念したのだけど」と実現には至らなかったようで、「何年後かでも、いつかやれたらいいなぁ」との願望も綴っている。

 番組の反響は大きく、放送当日にはトレンド入りを果たし、ツイッター上には「映画の場面が思い浮かんで、胸がいっぱいになった」「ソプラノめっちゃよかった」「チェロとサックスとピアノ、めちゃくちゃ素敵だった…」「また映画を見に行きたくなってきちゃった」などと称賛のコメントが相次いでいた。