橋本奈々未

 【第67回NHK紅白歌合戦、31日、NHKホール】乃木坂46の″ななみん″こと橋本奈々未(23)が自身最後の紅白出演を華々しく飾った。卒業が決まっている橋本奈々未は、紅白で自身がセンターを務める楽曲「サヨナラの意味」を力強いパフォーマンスで披露。歌唱前にはキャプテンの桜井玲香がサプライズで用意した手紙を読み上げ、橋本は驚きと感謝の気持ちを語った。

 紅白後半戦のトップバッターを務めた乃木坂46。紅組司会の有村架純が来年2月でグループを卒業、芸能界を引退する橋本について語り、現状のメンバーでの最後の紅白となることを紹介した。すると、白組司会の相葉雅紀が、橋本と同じく初期メンバーでキャプテンの桜井が橋本への手紙を書いてきたことを明かした。

 桜井は「ななみんへ。デビューしてからの約5年間、辛くて涙を流した時もいっぱいあったし、肩を抱き合い喜んだ時も数えきれないほどありました。これからは別々の、交わることのない世界で生きて行くけれど、私たちの絆は一生変わることはありません。残り少ない乃木坂46としての時間、みんなが憧れる橋本奈々未としてラストまで輝き続けてください」と自身がしたためた手紙を読み上げた。

 これを聞いた橋本は声をひと際大きく、「え~、リハーサルでこんなのなかったからびっくりしました」と率直に驚いた様子。「ありがとうございます。ここで言う自分の言葉を考えて来たから、頭で反復してたんですけど、必要なかった」と笑顔を寄せ、隣に立つ白石麻衣は目元に涙をうっすらと浮かべていた。

 そして、橋本は「すごく嬉しい。乃木坂46として大みそかを過ごすのは今年が最後なので、素敵な思い出を作っていただいて本当にありがとうございます」と感謝の言葉を残し、紅白での最後のステージに臨んだ。

 センターで毅然(きぜん)とした姿勢、力強い視線を投げかける橋本。統率されたフォーメーションの真ん中で華麗さとパワフルさでダンスをリードする。歌い切った表情は晴れやかだったが、「今までで一番緊張しました」と万感が胸に迫っていた様子。橋本がラスト紅白の舞台を走り切った。