リハーサルに臨むmiwa

 【第67回NHK紅白歌合戦、30日、リハーサル3日目、NHKホール】今年で4回目の紅白出場となるシンガーソングライターのmiwaは、震災があった熊本県の中学生合唱団を招いての紅白ステージで「結 -ゆい-」を披露する。この曲は『NHK全国学校音楽コンクール2016』の中学生の部における課題曲として書き下ろされ、NHK「みんなのうた」の使用曲でもある。

 合唱の音合わせから初々しくも美しい、希望の塊のような中学生合唱団の透き通った歌声が会場に響き渡った。合唱団に囲まれた中央でアコースティックギターを抱きかかえたmiwaは、リハーサルの合間に部員達とにこやかに談笑する姿を見せた。

 「緊張してる?」など、合唱団に対し優しく気持ちをほぐすmiwaの姿と、彼女の柔らかい歌声とギターの調べがマッチングし、ステージは楽しげに、優しく、希望に満ちた空気に包まれていた。中学生ながらも「歌」については、既にプロ意識が窺える合唱団の歌の表現力と、歌に寄り添った豊かな表情にも注目だ。

 しっかりと真正面を見つめながら歌うmiwaのボーカルと合唱部の綺麗なコーラスは、無垢な音となってNHKホールを優しく響かせた。「結 -ゆい-」という楽曲の絆で結ばれたmiwaと合唱団の、紅白本番という晴れ舞台での姿に期待が寄せられる。(取材・平吉賢治)

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