野球解説者でタレントのデーブ大久保(49)が、シンガーソングライターの槇原敬之(47)の「遠く遠く」を聴くと号泣することを明かした。デーブは、2008年にプロ野球球団の西武ライオンズの2軍打撃コーチを解雇され、2012年に東北楽天ゴールデンイーグルスの1軍打撃コーチに就任した時の移動の車中で同曲を聴き、歌詞を自分の決意に置き換えて新天地に向かったエピソードを語った。また、タレントのりゅうちぇる(21)も「僕も上京した時この曲聴いてた」とコメント。同曲は世代問わず聴き継がれているようだ。

 デーブ大久保は16日放送された、テレビ朝日系『中居正広のミになる図書館』にゲスト出演。この日の放送は「知らなきゃよかった居酒屋 40題」と題し、40代のゲストが出演。2、30代では見られなかった身体や気持ちの変化についてトークを展開した。

 番組では、ゲスト出演したお笑いタレントのいとうあさこ(46)が、日本テレビ系バラエティ番組『はじめてのおつかい』で号泣するポイントが変わってきたと明かした。生まれて初めて1人で「おつかい」に挑戦する子供たちの奮闘ぶりを、ドキュメントタッチで描く同番組でいとうは「子どもじゃなくて、それを陰で見守るお母さん観て泣いちゃう」とコメント。

 これを機に話題は泣ける場面についてに移り、デーブは泣ける曲として、シンガーソングライターの槇原敬之の「遠く遠く」を挙げた。同曲は槇原の1992年6月に発売された3rdアルバム『君は僕の宝物』に収録されている曲。槇原が故郷に住む友人を思い書いたもので、その故郷を想う歌詞と切ないメロディが郷愁の想いを誘う曲。シングル化はしていないものの、2006年にはCMソングにも採用され、今も根強い人気を誇っている。

 デーブは2010年に当時務めていた、プロ野球球団の西武ライオンズの2軍打撃コーチを解雇されたことを振り返り「2012年に、楽天イーグルス(東北楽天ゴールデンイーグルス)が拾ってくれたんですけど、ライオンズが2008年に優勝した後の東北というのは、僕の中では都落ちのような気がしていた」と栄光と挫折を味わった当時の複雑な心境を明かした。番組MCのSMAP中居正広(44)も「あ、何かあったね、ゴタゴタした時期」と当時を思い出し、コメントした。

 デーブは西武ライオンズの本拠地がある埼玉県から、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地がある宮城県・仙台市に車で移動中に「遠く遠く」を聴いていたという。デーブは、同曲の最後の歌詞である<僕の夢を叶える場所は この街と決めたから♪>という箇所を<楽天と決めたから>とけて歌い、自分で決意したときを思い出して号泣する、とその思い出を語った。

 この日ゲスト出演した、タレントのりゅうちぇるは「僕も上京した時この曲聴いてた。僕の同級生でもこの曲聴いてる」とコメント。「遠く遠く」は、世代問わず故郷への思いを代表する曲である様子。しかし、番組に出演したKis-My-Ft2玉森裕太(26)は「いい曲だとは思いますけど、こみ上げるものは全く…」と東京出身者だからか、スタジオのゲストたちの共感を覚えなかった様子を見せた。りゅうちぇるは「ハブに噛まれろ!」とツッコみ、スタジオは笑いで包まれた。

 ちなみに、槇原敬之は、昨年2月に放送されたフジテレビ系『音楽の時間 〜MUSIC HOUR〜』に出演した際、「遠く遠く」を生歌唱。共演した女優で歌手の西内まりや(22)が、思わず涙を流す場面もあった。

 「遠く遠く」は2度のセルフカバーがおこなわれているほか、サザンオールスターズの桑田佳祐や歌手のMay J.などもカバーを披露していて性別、世代問わず歌い継がれている。また、EXILEの2011年3月にリリースされた8枚目のアルバム『願いの塔』の初回生産限定盤に付属していた、『EXILE COVER』にも同曲のカバーが収録されている。