「TEAM BEYOND」

「TEAM BEYOND」

 東京都主導の障がい者スポーツのファンサイト「TEAM BEYOND」が開設され、小池百合子東京都知事(64)をはじめ、歌手のAIやモデルの蛯原友里、タレントの武井壮など各界の著名人が同プロジェクトに参加した。武井壮は「パラスポーツ(障がい者スポーツ)はきっと、近い将来、健常者スポーツの記録や技術を超えるだろうと感じています」とその可能性に大いに期待を寄せた。

 東京都は、2020年に向けて都民・国民の障がい者スポーツに対する関心を高める「TOKYO パラスポーツプロジェクト」を始動。その第1弾として、10月7日に「障がい者スポーツ」のファンサイトを開設し、「TEAM BEYOND」と名付けた。これは、一般人も参加できるサイトで、メンバー登録をすれば、大会観戦の案内をはじめとする様々な情報を受け取れる。「TEAM BEYOND」ではユニフォームを作り、それぞれがチームの一員として背番号と表示名を背中に背負い一体感を演出している。

 なお、このプロジェクトでは、パラリンピック競技に限らず広く障がい者スポーツを表す言葉として「パラスポーツ」を使用。また、「TEAM BEYOND」のメンバーとして、車いすテニスの上地結衣選手、歌手のAIやモデルの蛯原友里、タレントの武井壮に元AKB48でタレントの篠田麻里子といった、アスリート・俳優・歌手・タレントなど各界の著名人が参加。今後、ファンサイト「TEAM BEYOND」を始め、様々な活動を通してパラスポーツを盛り上げていく。

 AIは「背番号を“0”にした理由は、いつも何でも“0”から始めることが好きだからです! 小さい頃からタップ、バレエ、モダン、ジャズ、ストリート、アフリカンなどのダンスや、体操、日本舞踊なんかもやってました。そしてバレーボール部でした! パラスポーツは私もぶっちゃけ最近観だしたんですけど、観ててすごく興味があったし、普通に凄いと思いました! そんな素晴らしいものをたくさんの人にも知ってもらいたいと思っています!」と自身が選んだ背番号の理由を明かした。

小池百合子東京都知事

小池百合子東京都知事

 武井壮は「百獣の王の背番号は100番でしょう。陸上10種競技の日本一になったところからスポーツと共に歩む人生が始まりました。芸能界に進んでからも野球やゴルフなどこれまで経験した全てのスポーツが人生の支えになり、最高の楽しみにもなっています。パラスポーツはきっと、近い将来、健常者スポーツの記録や技術を超えた選手を多く生み出すだろうと感じています。パラアスリートの皆さんが、例えば競技用の車椅子や義足などを身に付けて、新たな力と可能性を掴み取る姿はスポーツ界を更に盛り上げてくれると信じています」とパラスポーツの今後に期待を寄せた。

 なお、小池知事のユニフォームの表示名は「YURIKO」、背番号は「2020」だという。今後、チームメンバーを対象とする大会観戦イベント等の情報を順次、追加していく予定。

 「TEAM BEYOND」のコンセプトはパラスポーツを通じて、障がいの有無をはじめとするあらゆる違いや壁を乗り越え、ひとりひとりの個性が輝く多様性豊かな社会に向かっていこう、という思いのもとアスリートだけでなく、サポーターや観客を含む、ジャンルを超えた多様な人々が集まり、一つのチームとなってパラスポーツを盛り上げていくというもの。

 また「TEAM BEYOND」のテーマカラーには、幅広い色を生み出す根源の色である赤、青、緑の光の三原色を採用。この3色は同時に、スポーツの競技会場(フィールド)をイメージさせる色でもあり、パラスポーツを通じて社会に新しいフィールドを作っていく、という思いも込められている。

 さらに「TEAM BEYOND」は、趣旨に賛同した人々が出演するチームメンバー募集動画を制作。ファンサイトにおいて視聴できるほか、今後、テレビCM等でも放映していく予定。