あんにゅはコアラ

あんにゅ

あんにゅ

――小幡さんから見て、あんにゅさんはやはりコアラっぽいですか?

小幡康裕 20歳くらいの時、出会った頃は確かにコアラっぽかったですね。でも、色んな人にユニット名の由来から「あんにゅがコアラっぽいか」を聞くんですけど、「似ている」という人と「似ていない」と言う人が半々くらいに別れるんですよ。

あんにゅ 何か最近似てない気がするんですよ。

――初対面でお会いしましたが似ているような感じはしますよ。コアラは実は凶暴だという事は?

あんにゅ もちろん知ってますよ。

――凶暴な面があんにゅさんの中にも?

あんにゅ ありますよ…!

――どういった点が?

あんにゅ ええ?どういった点…

――実は戦略家だったりとか。

小幡康裕 はははは(笑)

あんにゅ 私はけっこうせっかちなので、割とピリピリしますね!

――レコーディングや作曲の最中とか?

あんにゅ しますね。

小幡康裕 レコーディング中に「もうちょっとそこをこうして!」というディレクションしても、返事が返ってこなくなったり(笑)

あんにゅ コアラですからね。荒いですよ…!

――“コアラモード”になる訳ですね?

小幡康裕 まあまあ、良いものを作ろうとしているからそうなる訳なんですけどね。

――歌声がすごく柔らかくて、コアラの雰囲気に通じるものがあるのかなと思いました。ほんわかしていると言いますか。

小幡康裕 コアラって親しみやすいイメージなので、ほんわかとした、ぬくもりのある音楽を作りたいという気持ちもありますね。

刺激し合う2人

小幡康裕

小幡康裕

――2人が組んだ時にどういった音楽を作っていこうと決めたのでしょうか。

あんにゅ 大まかにはあるんですけど、さっきのプリンアラモードみたいに、色んなものがあって良いんじゃないかというので、デビューする前は「一週間に7曲を作る」というのをやっていたので、もうジャンルとか関係なく、出来たものを並べて作ってみて、「コアラモード.の可能性をお互い探り合う」みたいに、そんな風にして作っていましたね。

小幡康裕 結成してからしばらくはライブもほとんどせずに、曲だけ作り溜めてという感じでした。2人ともそれぞれ音楽活動をしていたので、「こっちの方が絶対イイだろ!」みたいな、各々のプライドとかもあったりしたので、とにかく一緒に曲を作る期間を増やす事によって、「コアラモード.として目指す音楽の方向性」を、そこから決めていったと言いますか。ですので、結成した後に目指したい音楽性が見えてきたというのはありますね。

――それぞれのやってきたプライドもあったということは、当初は意見のぶつかり合いもあった?

あんにゅ 当初の方がなかったような…。

小幡康裕 ぶつかり合いというか「このアレンジは無いんじゃない?」みたいな。

あんにゅ 「この音を使うのか?」というのはあります。自分の中で「有り」な音と「無い」音があるんですけど、「無い」と思った音でも、後々になって「こういう意図でこの音を使ったのか」とわかってきて、少しずつ小幡さんが持っているものに影響を受け出して、という事がけっこうあるんですよ。

――小幡さんはあんにゅさんから理解されていると感じますか?

小幡康裕 そうですね。あと、個人でやっていた時にお互いが持っていた、変に高かったプライドがやわらいだと言いますか。2人でやるからこそ、ちょっと違和感のあるものも尊重して作った方が面白いんじゃないかなと、そういう考え方にお互いがなっていったと思いますね。

――現在も互いに譲れない面も維持しつつ?

あんにゅ はっきり言いますしね。ただ、「ちょっと違うな」というくらいの気持ちだとしたら、それは後になってとても良いものに変わるかもしれないので、言わないようにしています。中途半端と言うか、自分が相手を説得出来ないくらいの事だったら。

――それまではその場で思った事を言うタイプだったのでしょうか。

あんにゅ せっかちなので「これは無い」と思ったら、その時に、なんですけど、でも「心地よい音楽」は時間が経たないとわからないというところもあるので。

小幡康裕 絶対に譲れないという事は今でも時々起こるので、それこそ尊重して、作ってる曲をあえて一回寝かせたりもします。時間経ってみたらわかる楽曲もありますし。

あんにゅ 小幡さんがつくった曲を私が歌う時に、「ちょっとメロディが違う」とか譲れない部分があると、私の意見が良いのか小幡さんの方の意見が良いのかというのは、けっこう話し合いますね。

――今作ではどうでしたか。

あんにゅ 今までの2枚のシングルは共作だったのですが、今回初めて一人一人が一曲を作っているんです。だから、ソングライターとしての2人が出ていると言うか。だから、ぶつかりはそんなに無かったと思うんですけど。

小幡康裕 それぞれが別々なので、突き詰める難しさはありましたけど、特にこの「さくらぼっち」という曲は最初、あんにゅからアイディアをもらったのですが、どこをアレンジすれば良いか指し示しているようなメロディと歌詞だったんです。

あんにゅ 最初に「さくらぼっち」のサビをアレンジしてもらった時、もう言う事がなかったんですよ。

小幡康裕 今回のは今までのシングルに比べると凄いすんなりと言いますか、2人の関係性としてはスムーズに作った作品ですね。

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