トークセッションを行った幸田浩子と菊地成孔(撮影・小池直也)

菊地成孔と幸田浩子がトークセッション

トークセッションを行った幸田浩子と菊地成孔(撮影・小池直也)

 16日、東京・渋谷の映画美学校にて映画『偉大なるマルグリット』の試写会が行われた。この後に行われたトークセッションではジャズミュージシャンの菊地成孔とソプラノ歌手の幸田浩子が登場。この映画の話題を中心に様々な話題が話された。

 この試写会イベントはタワーレコードの発行する人気フリーペーパー「intoxicate」の読者向けに行われたもの。興味深そうに話を聞く女性たちが目立った。映画は実在のソプラノであり世界中から愛された“音痴の歌姫”フローレンス・フォスター・ジェンキンスから着想を得て創作された、音楽への愛と情熱あふれる人生ドラマである。

 トークセッション中では、クラシカル音楽を取り上げた今作「偉大なるマルグリット」の時代考証ならぬ音楽考証についての話題やフランス文化について、第一次世界大戦後の1920年代に於けるテクノロジーの問題など広範囲に渡り話が展開。大変興味深い内容となった。

 最後に2人はそれぞれ「階層の深い、細やかに描かれている映画なので何度も何度も見返していただきたいと思います。DVDとは言わず、映画館に何回も来てリピーターになっていただきたい」(菊地)、「いい作品を観るとより人のことが愛おしくなったり、自分のことも色んなことを考えたりします。そういう暖かいジューシーな気持ちを沢山持って帰ってほしい」(幸田)と語って映画をPRしていた。

 このトークセッションで語られた内容は後日、ミュージックヴォイスが全編掲載予定。(取材・小池直也)

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