清塚信也

清塚信也

 俳優の綾野剛(33)が主演を務めるTBS系ドラマ『コウノドリ』(金曜よる10時)の劇中曲がチャートを賑わせている。

 ドラマでピアノテーマ・ピアノ監修を担当するピアニスト清塚信也(32)のアルバム『あなたのためのサウンドトラック』が4日に発売され、総合オンラインストア「Amazon.co.jp」では、前回の放送後から予約販売数が増え、売れ筋ランキングのクラシック部門で1位に。4日現在もその座をキープしている。

 一方、発売日の4日から配信が始まった「iTunes」でも、この日のランキングのクラシック部門で1位から3位までを関連楽曲で占めている。レコード会社の担当者によれば、CDパッケージと配信の両方で売れ行きは好調だといい、セールス押し上げにはドラマの影響があるとしている。

 番組は、初回視聴率(16日放送)で12・4%を記録すると、第2話(23日放送)でも12・0%をマーク、第2話までは順調に推移している。(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)。また、ドラマを視聴した人のなかには「コウノドリで涙」、「BABYのピアノ好き」、「清塚さんの曲は響く」、「清塚信也さんのピアノはいい」といったコメントをネット上に寄せている。

 綾野はドラマで、産婦人科医と天才ピアニスト“BABY”を顔を持つ鴻鳥サクラを演じている。劇中でも綾野は、ピアノを情熱的に弾くシーンがあり、そこで奏でられている楽曲は清塚の「Baby, God Bless You」などだ。前記のiTunesでは、1位が「Baby, God Bless You」、2位が「Brightness」、3位が「Minor Heart」と、どれも同ドラマ劇中曲が上位を占めている。

 清塚は、桐朋女子高等学校音楽科(共学)を首席で卒業後、モスクワ音楽院に留学。1996年の『第50回全日本学生音楽コンクール全国大会』中学校の部、2000年の『第1回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA」でそれぞれ1位、2004年の『第1回イタリアピアノコンコルソ』では金賞と、国内外のコンクールで数々の賞を受賞している。また、ドラマ『のだめカンタービレ』の「千秋真一」(玉木宏)、映画『神童』の「ワオ」(松山ケンイチ)の吹き替え演奏を担当したことでも知られている。

 『コウノドリ』でも、ピアノテーマ・ピアノ監修を担当。綾野に1年近くにわたってピアノの指導をしてきた。情熱的で謎多き“BABY”というキャラクターは、綾野との二人三脚で作り上げてきたともいわれている。

 清塚は過去に、綾野やドラマについて「自分が作った曲をこんなにも大事に思ってくれる人が今までなかなかいなかったので、良いシーンの後ということもあって、感極まって涙こらえるのが…。サクラ及び綾野剛さんの愛というか、芝居だけでなく、心から赤ちゃんを笑顔で迎えるという暖かい気持ちがドラマ全体に出ていると思っているので、それも見て欲しいなと思います」と語っていた。

 また、清塚は同アルバムについて、それぞれの人生の情景を映しだす「人生のサウンドトラックになれば」とも語っていた。ドラマで奏でられるこれらの楽曲は、視聴者の心をつかんでいるようだ。

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