ボッチャ競技の体験会にBOSO娘[1]

チャリティライブ入場料の贈呈を行った左からBOSO娘の星野くるみさん、千葉県障がい者スポーツ協会の神林会長、BOSO娘の川原さん、槻島さん

 千葉県のご当地アイドル・BOSO娘が1日、県内で行われたスポーツ競技「ボッチャ」の体験交流会・講習会に出席。ミニライブを行うとともに、一般の参加者に交ざって競技を体験した。また、今年3月に実施した県内のご当地アイドルによるチャリティライブ『BIG WAVE CHIBARITY vol.0』での入場料13万2000円を、ライブ出演者を代表して、一般社団法人千葉県障がい者スポーツ協会に贈呈した。

 『BIG WAVE CHIBARITY』は、障がい者スポーツの振興と発展に寄与することを目的に、BOSO娘が発起人となり、千葉県にゆかりのあるアイドルグループが集まって発足した県内の有志プロジェクト。2020年に開かれる東京五輪までを一区切りにチャリティライブを実施。収益金の一部は自治体を通じて寄付され、障がい者スポーツ振興などに役立てられる。メンバーには、いすみ鉄道公認のアイドル・BOSO娘や、木更津が活動拠点のヤンキー系アイドル・C-style、県内産果物をアピールするフルーツリング、銚子で生まれた銚子元気娘、千葉ロッテマリーンズのM☆Splashなどがいる。

ボッチャ競技の体験会にBOSO娘[4]

BOSO娘のライブを楽しむ一般参加者

 この日は、千葉県障害者スポーツ・レクリエーションセンターで行われた『ボッチャ交流大会・講習会』に参加。開会式では入場料の贈呈式も行われ、BOSO娘からはリーダーの槻島ももさんと川原結衣さん、星野くるみさんが出席。代表して星野さんは「障がい者スポーツの振興と発展。そして、2020年パラリンピックの成功のため、お役立て頂くようお願いします。子供たちに夢を与え、心温かく成長できるようにお役立てください」と述べた。

 チャリティの目録を受け取った一般社団法人千葉県障がい者スポーツ協会の神林保夫会長は「障がいをもった人たちが社会参加をスポーツを通して行えたら。皆様の活動で得られたもの有効に活用して、ボッチャの発展に繋がれば」と謝辞を述べた。

日本の発祥地は千葉、ボッチャとは

ボッチャ競技の体験会にBOSO娘[2]

見本をみせる日本代表の左からの藤井金太朗選手、廣瀬隆喜選手

 パラリンピック正式種目であるボッチャは、ジャックボールと呼ばれる白い目標球にボールを投げ、その目標球からの距離を競うスポーツ。所有するボールは敵味方に分かれて赤と青それぞれ6球ずつ。ボールは投げても、転がしてもよく、自他のボールに当てるなどしていかに自身のボールを目標球に近づけることができるかが勝敗をきめる。その性質から地上におけるカーリングとも言われている。

 障がいによりボールを投げることができなくても、勾配具(ランプ)を使って、自分の意思を介助者に伝えることができれば参加が可能。

 重度障がい者の競技スポーツへの参加を可能にするため欧州で考案されたもので、日本では1996年に千葉で、重度脳性まひ者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のためのスポーツとして、千葉ボッチャ選手権大会が開催された。翌年に日本ボッチャ協会が発足。以降、日本ボッチャ選手権大会を始め各地域でもボッチャ競技が盛んにおこなわれるようになった。

 千葉県が日本における発祥地とも言われ、千葉ボッチャ協会の宮坂昇会長はイベント前に「体験会を通じて多くの人に知ってもらう機会になれば。選手の掘り起こしにも繋がれば」とも語った。

ボッチャ競技の体験会にBOSO娘[3]

ボッチャを体験するBOSO娘

 イベントには日本代表の廣瀬隆喜選手、藤井金太朗選手、そして、BOSO娘も参加。一般参加者に交ざって競技を楽しんだ。初めて体験したBOSO娘の槻島さんは「簡単そうにみえたけど実際にはボールのコントロールが難しい。日本代表選手の凄さを目の当たりにした」、川原さんは「どの位置にボールを投げ込むか戦略的な考えも必要なスポーツ。一方で、手軽にできる競技でもあるので、学校の授業に取り入れて欲しい」、星野さんは「ボールを投げる力の加減が難しかった」と語った。

 また、国内選手権での優勝経験をもち、国際経験も豊富な藤井金太朗選手は「アイドルの前で競技をやるのはいつもの試合よりも緊張した」と笑みをこぼしつつも、「競技の楽しさをいろんな人に知ってもらえるきっかけになれば」と期待を寄せた。  【取材・紀村了】

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