藤井フミヤ(撮影・M.ARIMOTO & R.OSHIKI)

藤井フミヤ(撮影・M.ARIMOTO & R.OSHIKI)

 バイオリニストの葉加瀬太郎(47)がホスト役を務める野外音楽フェス『情熱大陸 SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA’15』の東京公演が22日、東京・夢の島公園陸上競技場で開催され、総勢15組のアーティストがヒット曲などを披露して盛り上げた。また、藤井フミヤ(53)のステージには公私共に仲が良いとんねるずの木梨憲武(53)とタレントのヒロミ(50)がサプライズ登場。3人揃っての出演は初めてだという夏フェスで、観客を沸かせた。

 1万3千人の観客を集めたこの日の東京公演には、今月1日に大阪・万博記念公園で行われた大阪公演に引き続いて、藤井フミヤやMay’J、ナオト・インティライミなどが参加。更に、東京のみの出演となったMy Little Loverやmiwaを含め、総勢15組のアーティストがフェスを盛り上げた。

 フェスは、ホストを務める葉加瀬太郎の挨拶で幕を開けると、大阪公演から引き続いての出演となった家入レオ(20)がトップバッターで登場。上京して初めて観た夏フェスが『情熱大陸フェス』だったという家入は「今ここに立って歌っているのが不思議な感じ」と胸中を語ると、「サブリナ」などヒット曲を披露してオープニングから盛り上げた。

 そして、May.J(27)は、映画『アナと雪の女王』主題歌である「Let It Go 」を英語詞バージョンで披露。サビ部の歌詞「♪少しも寒くないわ」を「少しも暑くないわ」と夏らしく変えてみせるなどの“ファンサービス”も披露して、観衆を魅了した。

■フミヤ、木梨、ヒロミ夏フェス参上

 藤井フミヤのステージでは、「TURE LOVE」や「白い雲のように」などヒット曲を演奏。そして、サプライズゲストとして公私共に仲が良い、とんねるずの木梨憲武とタレントのヒロミが登場。フジテレビ系で放送された番組『ノリタケ・フミヤ・ヒロミが行く! キャンピングカー合宿~出会い・ふれあい・幸せ旅~』のテーマソングである「友よ」を披露した。同曲は過去に、同局系音楽番組『水曜歌謡祭』で3人が披露したことはあるものの、テレビ番組以外で披露するのは今回が初めてだという。

 演奏前には、木梨とヒロミがエレクトリックベースとアコースティックギターを肩に掛けて準備するも、それを見た藤井は「2人の音出さいでね」とスタッフに指示。これにヒロミが「大丈夫、(音響機器に)線が繋がってないから」と話すなど、笑いを誘った。

 今年2回目の出演となるmiwa(25)は「360°」や「ヒカリヘ」などヒット曲を披露してオーディエンスのテンションを上げていく。TBS系番組「情熱大陸」で密着されていた時に制作していた楽曲「月食~winter moon~」も披露。葉加瀬が奏でるバイオリンの音色を背景に優しく歌い上げるmiwaの表情。観客も静かに耳を傾けていた。ラストの「君に出会えたから」では客席がタオル回し一色になりライブのボルテージは最高潮まで高まった。

 続いて、3年振り3回目の出演となるナオト・インティライミ(36)は、葉加瀬から来年(次回)の出演をその場で直接オファーされ、それを承諾する場面も。出番前には葉加瀬の子供と遊んだり、屋台村にも顔を出し客と混じってフェスを楽しんだ話など楽曲以外でも観客を沸かせ、ラストの「カーニバる?」では葉加瀬も乱入しタオル回しでナオトと共にライブ盛り上げた。

 トリは、イベントのホストを務めた葉加瀬太郎が「エトピリカ」や「情熱大陸」など5曲を演奏。夏の夜空に美しいバイオリンの音色が響き渡った。葉加瀬がセリーヌ・ディオンと96年に共演した「To Love You More 」では、May .J とコラボ。オーディエンスもその歌声とバイオリンに魅了されていた。全15組のアーティストが集結し1万3千人が集まった東京公演は大盛況のうちライブの幕を閉じた。

 なお、情熱大陸フェスの来年の開催も決定。15周年となる節目の年は、夏空にどのような音が奏でられるのか。  【取材・村上順一】