【写真】武田鉄矢20年間うつ状態だった(2014年10月7日)

20年間うつ状態だったことを「ノンストップ」で明かした武田鉄矢

 歌手で俳優の武田鉄矢(65)が、7日放送のフジテレビ系情報バラエティ番組『ノンストップ!』(毎週月―金曜午前9時50分)で40歳から20年間、うつ状態だったことを明らかにした。

 武田と言えば自身が演じたドラマ役の“金八先生”のイメージが強く明言の数々を発することでも印象が強い。一部からは“師”と仰ぐ人もいるなかで、その陰で20年にもおよぶ“うつ状態”という苦悩があったようだ。同番組では、武田が率いる海援隊の活動を密着取材、武田のインタビューなどを通じて過去の苦悩を紹介している。

 番組では海援隊の公演映像を通じて、往年の名曲を披露し武田節と言われる饒舌トークで会場を魅了している武田の姿からは想像もできない闇を抱えていたことを紹介した。それによると、武田が身体の異変を感じたのは91年・42歳、ドラマ「101回目のプロポーズ」等に出演していた時で、仕事が多忙で自分と向き合う時間が取れなくなったことがきかっかけだったようだ。

 武田は「自分の体調の変化なんですかね。ちょっとうつ病っぽくなって。何をやっても力が沸いてこない。人生の疲れがいっぺんに出てくる。やたらと暗く考える。休んだらこれっきり仕事がこないんじゃないかなとか」、「『パパ頑張って』が重荷になることもある」と振り返った。

 立ち直るきっかけになったのは心理学者が執筆したある本だと言い、「若い時は日本中の人に俺の名前を知ってもらうために必死に努力した。その努力と同じようにやがて日本中の人に知られなくなる、そういう努力をしないとだめですよ、そういう自分が出てきた」とも語った。

 そういう前向きな状態で書き上げることが出来たのが楽曲「そうだ病院へ行こう」などで、8日発売のアルバム『去華就実~花散りて次に葉茂り実をむすぶ~』に収められているという。武田は「最近やっと少し良い詞を書くようになったなと思うようになった。やっとだよ。若い時は狙うから。やっといい言葉が出るようになった。老いを自分のチャンスにしたい」とも述べた。

 この内容に、司会の設楽統(41)は「うつ状態を全然感じさせない。『101回目のプロポーズ』にすごく忙しくてうつ状態になったということですが、常に進化しているイメージがあった」と語った。番組では、武田は現在も時折うつ状態に悩まされることもあるが以前よりもかなり前向きになっており、前向きを保つために英語で日記を書くなど新しい目標を立てている、とも紹介された。

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