DJ OZMAの誕生秘話を語る(2014年8月10)

内向きな雰囲気で生まれたというDJ OZMA。画像はレーベル移籍の際に提供されたアーティスト写真

 気志團の綾小路翔(35)が、DJ OZMAの誕生秘話を、10日に放送されたフジテレビ系『ボクらの時代』(日曜あさ7時)で明らかにした。

 この番組は、さまざまなジャンルで活躍する3人をゲストに対談形式でトークを繰り広げていくもの。この日は、雨上がり決死隊の宮迫博之(44)と東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)が出演した。

 DJ OZMAといえば、気志團の人気絶頂期にあった2006年に突如登場。金髪アフロにサングラス姿で過激なパフォーマンスがうけて、シングル『アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士』ではオリコン最高位4位を記録。その一方で、この年に出演した紅白歌合戦で、全裸と見間違えるようなボディスーツを着込んでパフォーマンスしたことが問題となり、のちにNHK出入り禁止処分を受ける事態へとなった。

 綾小路によれば実はこの年、メンバー間で意見が分かれ、考えが異なる綾小路がすねて、自身の考えをメンバーに理解してほしくて取り組んだのがDJ OZMAだったようだ。綾小路は当時のメンバーとのやりとりを番組で以下の通りの趣旨で振り返っている。

 「デビューから2006年まで突っ走って、演奏力がなく楽曲も必死で作って、今は買ってくれる人がいるから(作品を)出そう、とレーベルの言われるままにやってきた。だけど、メンバーは僕と違ってミュージシャンシップが高い人たち。どんどん悩み、1回時間をくれ、しっかり練習させてくれ、じっくり楽曲を作らせてくれ、俺たちはメッキが剥がれかかっている」。

 「だけど、俺は何言ってんだよって。いつかはバレるよ。ただこんなところで延命をはかるよりも走れるところまで走ろう。武道館やると言って約束を守ったじゃん、まだ信じてくれないのか、となって…。結局みんなに時間をあげて、すねて、分かってほしくてやったのがOZMA。けっこう内向きなんです」。

 そんなメンバーとは3年後に和解して再び活動を始めたものの、以前のようにツアーのチケットがすべての公演で売り切ることも少なくなったとし「あっという間に離れていくもんだな。世の中に必要とされていない、俺たち“オワコン”なんだな」としみじみ振り返った。

 そうしたなか、新たな道を模索するうえで生まれたのが自身の主催ライブ『氣志團万博』だったとも明かし、「ヒーローにはなれないけど、楽しませるライブイベントはできるんじゃないか、と思って」と語った。ちなみに、『氣志團万博』は今年も行われることが決まっており『氣志團万博2014』として9月13日~15日の3日間、千葉・袖ケ浦海浜公園が舞台となる。

 破天荒なイメージが強かったOZMAだったが、その裏は意外にも「挫折」「苦悩」があったようだ。