ウルフルズの復活アルバム「ONE MIND」

締め括りの新曲「あーだこーだそーだ!」が収録されたウルフルズ約6年半ぶりにオリジナルアルバム「ONE MIND」ジャケット写真

 活動再開したロックバンドのウルフルズが、約6年半ぶりにオリジナルアルバム『ONE MIND』を5月21日にリリースする。その1曲目を飾る新曲『あーだこーだそーだ!』のミュージックビデオ(MV)が完成した。同MVは、レコーディング風景をまとめたドキュメント映像の仕上がりとなっている。このMVのために撮影した時間は約280時間にもおよび、同曲だけで約50時間も。監督を務めた⿊⽊⼤紀⽒は撮影を振り返り「メンバーがアルバムの⼿応えを感じつつウルフルズを楽しんでいる様⼦を写した」と語っている。

 ウルフルズの約6年半ぶりとなるオリジナルアルバム『ONE MIND』の1曲⽬に収録される『あーだこーだそーだ!』は、今回のレコーディングで1番最後に⽣み出された楽曲で、メンバーの思い⼊れも強く、アルバム『ONE MIND』と現在のウルフルズを象徴する1曲。エンターテインメント性と泣き笑いを兼ね備えた、ウルフルズサウンド全開の楽曲である。

 『あーだこーだそーだ!』の制作は、楽曲のスケッチを作るプリプロダクションの段階から、かなり丁寧にまるでアルバム全体をまとめ上げるように、もっとも時間を費やす作業となった。

 楽曲の部分部分を⼤胆に削ぎ落としたり…また付け加えたり…と、メンバー全員がアルバム制作作業を終える事を惜しむように繰り返し、まさに「あーだこーだそーだ!」と⾔いながら、楽曲全体のアレンジを仕上げた作品である。

 この楽曲についてメンバーは以下の通りコメントしている。

 ウルフルケイスケ「懐かしさも新しさも切なさもバカ騒ぎも全部ごっちゃ混ぜに。でも芯は通ってます、これが最新ウルフルズサウンド!」。

 トータス松本「ウルフルズ再始動!アルバムは『ONE MIND』!それで?っていわれたら、これですよ!」。

 ジョンB「『あーだこーだそーだ!』は痛快かつ、今を駆け抜ける曲。いろいろあるけど、スカッと爽快に!こんなイメージでベースを弾きました」。

 サンコンJr.「今回のレコーディングで最後にできた曲ということもあり、アルバム『ONE MIND』全体の雰囲気が⼀番凝縮されている曲。この映像ができて、その感じがさらにわかりやすくなりました。タイトル通り、あーだこーだ…と皆でアイデアを出し合いながら作った、現在のウルフルズを楽しんでもらえたらと思います」。

撮影280時間、締め括る「あーだこーだそーだ!」だけで50時間

 また、バンドのレコーディングに密着し、このミュージックビデオを制作した監督である⿊⽊⼤紀⽒によると、プリプロダクションからレコーディング、打ち合わせ、ジャケットやMV撮影など撮影した映像は約280時間にもおよび、そのうちアルバムレコーディングに関する映像は約260時間だという。

 ⿊⽊監督は「アルバム制作の最後にさらに今のウルフルズらしい⾳楽を届けようと制作している楽曲と感じたので、その熱に乗るようにカメラもいつもより余計に回して、1⽇で7、8時間回した事もありました」と回顧。この『あーだこーだそーだ!』のレコーディング風景だけでも映像素材は約50時間にもおよんだ。

 この楽曲の映像は、主にアルバム制作後半のメンバーがアルバムの⼿応えを感じつつウルフルズを楽しんでいる様⼦を写した映像を使用しているようで、仮の楽譜があって演奏して決まっていく様⼦、本番レコーディングの様⼦、いつものウルフルズのレコーディングが収められているという。

 これらを踏まえ⿊⽊監督は以下の通りコメントしている。

 ⿊⽊監督「メンバーが⼿を頭の後ろに組む同じような姿をとらえたのは、ある時、カメラを回しててふと気づいて狙って撮ったものです。ですが、ケイスケさんとジョンB さんの同じフレーム内での全く同じ動作は予測してなかったので驚きつつ笑いをこらえるのが⼤変でした。カメラがぶれなくて良かったです(笑)」。

 「リアルなウルフルズの姿をとらえたかったので、⾃分もレコーディングスタッフの⼀員のつもりで⾃分のカメラをもってレコーディング状況に合わせて回していきました。ですが「あーだこーだそーだ」はレコーディングのカッコ良さも狙って撮ってみました」。

 「演奏や歌っている側にいたりもするのですが、メンバーがあまりカメラを気にしてないので良い表情がとらえられたと思っています。聴くとスカッとする『あーだこーだそーだ!』の⾳と共に、⾃然なのにカッコ良く⾯⽩いウルフルズの姿を⾒て、元気が出るような映像になると良いな…と思って作ったミュージックビデオです」。