<写真>19年ぶりライブツアーで熱唱するT-BOLAN森友

19年ぶりライブツアーで熱唱するT-BOLAN森友嵐士。再び活動休止に

 1990年代に数々のヒット曲を世に送り出してきたロックバンドのT-BOLANは、2012年に再結成し話題を集めた。今年の春には、東京と大阪で単独ライブツアー『T-BOLAN LIVE HEAVEN 2014 ~ Back to the last live!!~』を開催したものの、その追加公演を最後に再び活動を休止することとなった。そのツアーのうち、3月21日に東京・渋谷公会堂で行われた公演がWOWOWで独占放送されることがこのほど決まった。

T-BOLAN19年ぶりライブツアーは完全ソールドアウト

 T-BOLANは1991年にデビューし、セカンドシングル『離したくはない』のロングヒットを機に大ブレイク。その後もトップバンドとして活躍するも、1995年、解散に至った。バンドにとって19年ぶりとなる今回のライブツアーのチケットは、完全ソールドアウトを記録。メンバーの登場を待つ会場に4人の姿が現れると、大きな歓声が湧き上がった。

 ステージはアップナンバーからスタート。「T-BOLAN LIVE HEAVENへみなさまようこそ!」という森友嵐士の呼びかけとともに、バンドは力強い演奏で『Bye For Now』『じれったい愛』など代表曲を次々と披露し、会場の熱気をどんどん高めていく。

 T-BOLANはヒットチャートに次々と楽曲を送りこむとともに、ライブバンドとしてその人気を積み上げていった4人組でもある。森友のツヤのある歌声とカリスマ性あふれるステージング。五味孝氏の華やかなギターワークに存在感を示す上野博文のベース、パワフルな青木和義のドラム。

 彼らの安定感に支えられた演奏は観客の熱気を取り込むことでよりアグレッシブなものとなり、さらに、スローバラードを織り込みつつ、緩急つけた構成で観客の心をしっかりとつかんでいく。

 後半戦も『離したくはない』『マリア』など、大ヒット曲を惜しみなく演奏し、会場を盛り上げていく。T-BOLANの楽曲は胸に響くメロディーと人生や恋愛をまっすぐに見つめた歌詞で支持された。

 時代を鮮やかに彩った歌を自らの思いを噛みしめるように口ずさみ、サビを大合唱する観客。そして、紆余曲折を経てこのステージに立ったメンバー4人。互いに向けた思いが結実した熱い一体感こそが、T-BOLANの真骨頂だと、会場にいた誰もが実感したに違いない。

 ライブ放送前には、再始動へと至ったドキュメンタリー映画『T-BOLAN THE MOVIE ~ あの頃、みんなT-BOLANを聴いていた ~』もオンエア。メンバーへのインタビューやライブ映像でつづられた彼らの軌跡を知ることで、ライブの感動もより高まるはずだ。
<WOWOW番組情報>
「T-BOLAN LIVE HEAVEN 2014 ~Back to the last live !!~」
5月4日(日・祝)よる6時30分[WOWOWライブ]
1990年代前半、爆発的な人気を博したバンドT-BOLAN。劇的な復活を果たした彼らが、再び活動休止を宣言。19年ぶりのライブツアーから渋谷公会堂公演を放送する。

劇場版「T-BOLAN THE MOVIE ~あの頃、みんなT-BOLANを聴いていた~」
5月4日(日・祝)午後4時45分[WOWOWライブ]
2012年のライブイベントで13年ぶりの再結成を果たしたT-BOLAN。1990年代のライブやドキュメント素材を中心に、彼らの栄光と苦闘の歴史が今、明かされる。