<写真>65歳の若さで亡くなった佐藤博さん。追悼作品発売へ

65歳の若さで亡くなった佐藤博さん。インディーズ時代の楽曲をコンパイルした追悼作品の発売が決定した

 2012年10月26日に解離性大動脈瘤で亡くなったミュージシャンの佐藤博さん(享年65)の三回忌にあたる2014年。生誕日である6月3日に、ベストワークを集めた追悼作品『UNDERCOVER』がタワーレコードから発売されることが決まった。

 佐藤さんは、1970年代から活躍してきたシンガーソングライター兼キーボードプレイヤー。75年に鈴木茂とハックルバックを結成、ティン・パン・アレーのメンバーとしても活躍。76年にソロ・デビュー作『SUPER MARKET』を発表し、そのシンセイサイザーの実力で細野晴臣、山下達郎、大瀧詠一などの作品にも参加。定期的な作品リリースを続ける職人的ミュージシャンで活躍を続けながらも2012年10月26日、65歳の若さで他界した。

 タワーレコードでは、2000年頃からのいわゆるインディーズ時代にリリース形態として世に届きにくかった楽曲のベスト・ワークスをここに一挙にコンパイル。三回忌となる2014年、生誕記念日にあたる6月3日に発売する。

 佐藤さんの「歌の原点」であるプレスリーのカバー、日本の童謡をモチーフにしたゴスペル・タッチのナンバー、ロスで活躍するマリエ・ディグビーとのコラボ曲で遺作となった『Sweet Lullaby』など、インディーズ時代のあくなき創作意欲が見渡せる魅力的な1枚。

 ボーナス・トラックには、自宅スタジオから発掘さた貴重な潜伏音源も収録。『awakening』のいわゆるレコ発の六本木ピットインでのライブ、鹿児島放送で開局から30年以上に渡ってオープニング・クロージングとなっている未発売の『輝きに向けて』など、近しいスタッフでも初めて知るようなレアなナンバーも収録している。

 衰えることのない創作意欲で、過去を振り向くことなく常に新たな音という夢を追い続けた佐藤さんの息遣いを感じられる1枚となっている。

 また、『UNDERCOVER』発売を記念して、ゆかりの人物を招き佐藤博生前の映像上映などを行うトークイベントを開催予定。タワーレコード全店(オンライン含む)で同作品の購入者に先着で『UNDERCOVER』発売記念イベント参加券が渡される。