<写真>入船中学校の卒業式で歌を贈る一青窈

中学校の卒業式でサプライズ登場した一青窈は先生らとともに曲を卒業生に贈った

 千葉県浦安市立入船(いりふね)中学校の卒業イベント『3年生を送る会』に歌手の一青窈がサプライズ出演した模様が、フジテレビ系朝の情報番組『めざましテレビ』で紹介された。

 「放送を見て、朝から涙ぐんでしまいました」「生徒たちが喜ぶ純粋な姿を見て、とても温かい気持ちになりました」など、多くの感想が寄せられ、放送後の予想外の大反響を受けて、あらためてUNIVERSAL MUSICの公式YouTubeチャンネルでも公開されている。

 舞台となった浦安市は、埋め立てで開発されたこともあり、東日本大震災による液状化現象で多くの家屋に被害が及び、断水などライフラインの復旧に長らく時間がかかった地域。

 浦安市立入船中学校の今年卒業を迎える3年生たちは、入学の年に東日本大震災を経験し、この3年間グラウンドや体育館が使えないこともあった。学生たちも地域ぐるみのボランティアに参加するなど、大切な青春時代を、まさに街の復興と共に、この入船中学校で過ごしてきた。

 そして在校生も、新たな近隣中学の開校に伴い、来年度から一部の生徒が別の学校に分離となることが決まっている。そんな生徒たちを想うPTA本部の親と先生たちが「一生忘れられない思い出」をプレゼントしたいと、卒業行事の『3年生を送る会』で生徒たちに内緒のサプライズで贈った歌のプレゼント、それが一青窈を招いてのサプライズライブだった。

 その気持ちに共感した一青窈もオファーを快諾。生徒たちに気づかれないように、生徒が帰宅した後、夜に先生やPTAの方々とこっそり体育館に集まり準備や練習を行った。

 映像の中で一青窈が生徒に贈った言葉、「本当に大切なのは、物とかではなく“人の温かさ”、それを信じて、この先もいっぱい泣いて笑って、歩んでいってほしいと思います」、その言葉は、親そして先生たちの気持ち、そのものだった。

 その愛情を受けて、生徒たちが涙し喜ぶ純粋な姿に、多くの人が心を打たれた感動の一こまがこの映像に納められている。