<写真>初フルアルバムを発売するアスタラビスタのMV

初のフルアルバムを発売する『ヤバスタ』アスタラビスタのMV『13日の金曜日』

 大物5MC+1DJユニットのアスタラビスタが26日に、ファーストフルアルバム『ヤバスタ』を発売する。これに伴い開設した『ヤバスタ』特設サイトでは、100人を超える業界人から寄せられたコメントを掲載される。

 そのメンツをみると、VERBAL、小藪千豊、ケツメイシ、BENI、鈴木えみ、ちんかめ、DJ TARO、JAMOSA、DJ SOULJAH、みほ(アップルパイン)など。『ヤバスタ』に、アスタラビスタに言いたい放題のコメントを寄せている。

 さらには、バラエティ豊かな楽曲郡から、稀代のトラック・メイカーSONPUBを迎えた『13日の金曜日』のMVを公開。「私の学校の先生が実は秘密結社の一員だった!生徒に忍び寄る怪しい影…13日の金曜日には何かが起きる!!!」

 壮大なテーマのもと学校を使用して撮影されたMVでは、ダンス・パフォーマンス・グループ TEMPURAKIDZが振り付けを担当、出演も果たしている。アスタラビスタとダンス競演も!!!練習風景、撮影時の貴重なオフ・ショットを公開。

 また、カルロス・パコ a.k.a MASSATTACK編集による、全曲トレーラーMOVIEも同時公開。収録曲の試聴はもちろんのこと、ライブやレコーディング風景、貴重なオフ・ショット満載の映像は必見。同サイトに掲載の、音楽ライター猪俣孝とのスペシャル対談、メンバーによる楽曲紹介などもある。

 アスタラビスタは、アスタラビスタ are、リョージ・クルーニー a.k.a RYO-Z(RIP SLYME)、シム・ラ・ウシーロ a.k.a GooF(SOFFet)、カルロス・パコ a.k.a MASSATTACK(SPONTANIA)、ユタカ・バンデラス a.k.a YUTAKA(Full Of Harmony)、マッケンジー a.k.a LITTLE(UL)、ヨシーロ a.k.a DJ ISO(MELLOW YELLOW)からなる5MC+1DJユニット。結成までのストーリーは次の通り。

大物アーティスト集団アスタラビスタとは?新作の魅力は?

 仲間のBARに夜な夜なしけ込み、好きな音楽をかけて一杯やってた野郎共が、スペイン人も真っ青な情熱と奔放さで、その宴を近場のクラブに持ち込み一般人を巻き込んだパーティーにしちまった。時は2009年11月。場所は東京・三宿WEB。これが「アスタラビスタ」の起こりだ。

 当初、「アスタラビスタ」はパーティー名。彼らは個性派DJ集団として活動していたが、徐々にオリジナル曲を歌うようになり、2012年初頭からグループとして始動。RIP SLYME、SOFFet、SPONTANIA、Full Of Harmony、UL、MELLOW YELLOWのメンバーからなる、前代未聞かつ大胆不敵のカルテル(組織)はこうして誕生した。

 アスタラビスタの持ち味は、なんといっても底抜けの陽気さと天性のパーティー気質。聴けば2秒で踊り出したくなる。まず彼らはキタは北海道からミナミは石垣島まで、クラブを中心に「仲間に引き込め作戦」を実行。2013年に入ると陽の当たるところにも出没し、その純度の高いブツ(音楽)で、「ROCK IN JAPAN FES.」「SUNSET LIVE」「KOYABUSONIC」といった大型フェスやイベントに集まる観客を“楽しくて発狂寸前”にまで追い込んだ。

 そんなアスタラビスタ待望の1stアルバム『ヤバスタ』は、痛快・軽快・爽快の3点セット! タイトルはスペイン語で「お腹いっぱい」という意味だが、「こんな楽しいアルバム最近なかった!」と思うほど、遊び心がギュウギュウに詰まっている。メンバー宅に集まって酒を片手の駄話から生まれるという楽曲には、ヤバイくらいにユーモアと刺激がパンパン。

 会話や曲に飛び交う「キャマセ」「パティーン」「ニョ」といったアスタラ語も聴いてるうちに使いたくなってくるから不思議だ。過去の名曲・名句のオイシイところを犯罪ギリギリでスッと奪ってくるワザもピカイチ。長きキャリアに裏打ちされたヒゲ男たちのヒップホップマナーとオマージュ、ポップカル チャー愛と洗練がいたるところからあふれだす。

 マスタッシュ&スパニッシュ。そんな男たちがおくるフーリッシュ(お馬鹿)でスタイリッシュ(お洒落)な魔法の音楽。アスタラビスタが精製するブツは、まるで麻薬のように中毒性がハンパなく高ぇぞ、マジで。(文・タカティ・イノマティーニョ)