<写真>日本武道館公演で熱唱する黒夢・清春

黒夢の日本武道館公演がWOWOWで放送されることが決まった。3時間にわたって特集が展開される

 ボーカル清春とベース人時によるロックバンドの黒夢は今年、メジャーデデビュー20周年と、清春のソロ活動10年という2つのアニバーサリーを迎えている、記念すべきこの年の1月29日には、日本武道館でライブ『黒夢 LIVE 2014 黒と影』を開催。多くのファンを魅了した。

 代表曲のひとつである『FAKE STAR』で幕を開けた武道館公演は、序盤から熱いパフォーマンスでオーディエンスを沸かせてくれた。人時が「興奮してライブをするので、みんなも興奮してください。よろしく」とライブへの意気込みを語りファンを煽った。そして清春も「丸5年ですね。“the end”から」と2009年の武道館ライブを思い起こす言葉を発した。

 ライブタイトルから、この日にリリースされた2年振りのオリジナルアルバム『黒と影』に収録されている楽曲が中心となったセットリストになっているのかと思われたが、予想に反して、これまでの黒夢の歴史を辿るかのようなベスト的な楽曲を次々に聴かせてくれた。

 「今日は僕らが解散した日、そして復活した日と同じ1月29日なんですけど、今日で僕らの“1・29”は終わります。復活した時の黒夢の幻想を追いかけるのは今日で終わりにします」と、アンコールのMCで清春はファンに伝えた。

 「僕らは2人で一緒にゼロになります。これからは思いつきで。それは“黒夢”かもしれないし、そうじゃないかもしれません」。何にも縛られずに次の一歩を踏み出す2人の決意のようなものを感じるライブとなった。

 黒夢の集大成であり、清春と人時の新たなスタートとなったこのライブの模様は3月16日夜9時からWOWOWで放送される。16日夜7時45分からは過去のライブ映像とミュージックビデオ、20年を振り返っての2人への撮りおろしインタビューで黒夢を特集する。

 DVD未発売の『TOUR DEEP UNDER 1993』からのライブ映像『IN SKY』、『狂い奴隷』、『masochist organ』等をはじめ、貴重なライブ映像満載で、デビュー前から復活後の彼らの歩みを魅せる。

 インタビューでは、楽曲やライブのこと、デビュー当時のこと、お互いについて、10年の断絶を経ての今の黒夢としてなど、2人の生き様を伝える。