<写真>ストーンズとの競演を終えて綴った布袋寅泰のブログ

「僕は世界一幸運なギタリストだ。ありがとう。ロックの神様。ありがとう。The Rolling Stones。ギターと出会えてよかった」。興奮を隠しきれない様子がブログから伝わる

 僕は世界一幸運なギタリストだ―。彼に影響を受けたミュージシャンやファンは多い。天才とも言われたその彼がファンのような心持ちで“夢の競演”を振り返るブログからは今も収まらない激しい心拍の音が伝わってきそうだ。

 英国のモンスターバンド、ザ・ローリング・ストーンズの『オン・ファイアージャパン・ツアー』最終公演が6日、東京ドームで行われ、ギタリストの布袋寅泰(52)がサプライズ出演した。その翌日、布袋はブログを更新。「THE ROLLING STONESからの招待状」とのタイトルで“夢の競演”後の胸中を明かした。

 「もしもある日、君のメールボックスにローリングストーンズから“俺たちのステージで一緒にプレイしないか?”という招待状が届いたら、君はなんと言う?そう、僕も君と同じ言葉を呟いた。“嘘だろ...?”」との書き出しで始まるブログには、ストーンズからの招待状が届いてから競演するまでの流れが短編小説のように綴られている。

 「僕も君と同じだ」という言葉を使い、「想像しただけで鳥肌が立ち、天国にいるような気分になるはずだ」「恐怖と恍惚の狭間で全身が痺れ、鳥肌が止まらなくなる」とストーンズとの競演をこう表現した。

 招待状が届いたきっかけは、昨年11月に布袋が行ったロンドンでの公演だったとも振り返っている。現地の音楽ファンやメディアからも絶賛されたあの夜、ストーンズの関係者も客席にいたようで「ライブの成功から繋がったものだと思う」と考えをめぐらした。

 平穏な日々を過ごしてたところに舞い込んだ“夢への招待状”。そこから「早回しのドキュメンタリー映画」のようにものすごいスピードで時が流れていったとも綴り、英国から日本へ向かう飛行機内では一睡もできなかったことも明かしている。

 また、出来過ぎたこのストーリーを多くの人が「嘘だろ?」と疑っているだろうと感じ、「僕の『嘘のような幸運を』受け入れてやってほしい。憧れのDavid Bowieや Roxy Musicに続いて、ローリング・ストーンズとの共演までも叶うなんて」とも綴った。

 日刊スポーツが報じたところによると、布袋は最終公演の7曲目にステージに上がったという。競演曲は日本のファンからのリクエスト『RESPECTABLE』。ミック・ジャガーの招き入れで登場した布袋はキース・リチャーズとロニー・ウッドに挟まれるように演奏。1つのマイクスタンドでミックと歌いあう場面もみられたようだ。

 夢の競演を果たした布袋はブログで「僕は世界一幸運なギタリストだ。ありがとう。ロックの神様。ありがとう。The Rolling Stones。ギターと出会えてよかった」と、感謝の言葉でこのストーリーを締めくくった。布袋寅泰の公式ブログ「BEAT主義日記」(http://www.hotei.com/blog/)。