現代のベートーベンが自身の偽りを認めた。佐村河内守氏(50)が主要楽曲を別人に作曲させていた問題で、佐村河内氏は12日未明、報道各社に直筆文をファックスで送り、騒動を謝罪したという。

 この直筆文は便箋8枚からなり、音楽家の新垣隆氏(43)が会見で明かした、18年間に渡り作曲を依頼していた、いわゆる“ゴーストライターの素材”を認め、「偽って生きてきたことをお詫びします」と謝罪。音楽の経歴についても新垣氏が述べた通りとした。

 ただ「耳は聞こえていた」という、両耳全ろうへの虚偽については「耳が聞こえなくなり、ひどい耳鳴りに悩まされていた。最初から聞こえていたのではない。それだけは違います」と強く否定。それでも「3年前から耳元ではっきりとゆっくりしゃべってもらうと事が聞き取れる時があるまでに回復」していたとし、弁護士に打ち明けられなかったと弁明した。

 また、新垣氏との関係性は当事者2人だけの秘密であり「嘘がばれると身の破壊になると恐れていたので誰にも話していません」と胸中を説明。更に「ようやく心の整理ができました」と会見に臨む意向を示した。