阪神・淡路大震災の発生からきょう1月17日で19年が経った。神戸などの被災地域では地震が起きた午前5時46分に、被災者や遺族らが黙とうを捧げた。インターネットの掲示板やSNSサイトには、犠牲となった人々へ追悼の言葉が多く投稿され、また、被災経験者は当時を振り返り「大切に生きたいです」と、誓いの言葉を記した。

 当時5歳だったという被災男性は当時を振り返り、ツイッターに「何が起きたかも分からず、ただただ恐かったことだけを覚えています。亡くなった方々の分も日々大切に生きたいです」と誓った。

 生後1カ月だった被災女性は「震災を経験した最後の世代として、19年前の今日の日をずっと忘れない。両親や先生や地域の人が語ってくれた記憶と守ってくれた両親への感謝を、絶対に忘れない」と一文に思いを込めた。

 また、ある女性は「忘れもしない…あの縦揺れ…余震続きの誰もいない日中の家、恐かった…」と綴り、また、ある男性は、仮設復興住宅での孤独死は発生後から1000人以上にのぼることを伝えてから「震災は終わっていない。亡くなった方々の思いをしっかりと受け止め、力強く生きてゆく決意の日にしたい」と書き記した。

 一部の報道では、神戸市民の42%が震災後に生まれたり市内に転入してきた人で、震災を知らない世代も増えているという。ただ、知らないからこそ、あの時のことを次世代へと伝えていこうとする気持ちの表れが多く見受けられた。